国旗掲揚について
在日米海兵隊の各基地で掲げる国旗掲揚についての説明です。

在日米海兵隊の各基地では毎朝8時、アメリカの国歌「星条旗」が流れ、日米両国旗が同時に掲揚され始め、続いて「君が代」が流れます。

星条旗は海兵隊員により、日の丸は日本人警備隊員によって掲揚され、日没に降納します。

両国歌の演奏中、室内にいる職員は業務を続けますが、室外にいる隊員は国旗台の方角を向いて直立不動で敬礼し、日米従業員は直立不動で両国歌演奏が終了するまで立ち続けます。

基地内を走行中の車両は道路端に寄せ、両国歌演奏が終了するまで停車します。

星条旗の下の黒っぽい旗は、POW・MIAに敬意を表し、2021年から掲載されるようになりました。
* POW(Prisoner of War)戦争捕虜 - MIA(Missing in Action) 戦争中の行方不明者

在日米海兵隊で掲揚される国旗には3つのサイズがあり、

  • 平日には3メートルX5.8メートルの中型の国旗
  • 風の強い日には1.5メートルX2.7メートルの小型の国旗
  • 日曜日や祝祭日には6メートルX11.5メートルの特大の国旗が掲揚されます。

時として星条旗が半旗になっている場合がありますが、アメリカ政府にとっての要人が亡くなった場合やアメリカ国内で多くの犠牲者が出た際、アメリカ大統領、ホワイトハウスの権限により半旗になる場合もあります。

詳しくお知りになりたい方は、Marine Corps Order (MCO) P10520.3B に、各事項が細かく全て記載されています、ただし英文です。