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辺野古老人会と米海兵隊基地キャンプ・シュワブの独身隊員の会(日本の青年会のような自治会)が一緒になり、朝から今度の日曜日に行われるハーレー大会の会場となる周辺の草刈り作業におおわらわです。キャンプ・シュワブ基地司令官付きのルイス・レイバ上級曹長が地元の方々が刈った草を集めています。

Photo by Ike Hirayasu

辺野古老人会と海兵隊が共同作業

9 May 2019 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

長かったゴールデンウィークも終わり、いつもの生活が戻ってきました。

そんな中、ここ辺野古では、老人会と米海兵隊基地キャンプ・シュワブの独身隊員の会(日本の青年会のような自治会)が一緒になり、来る日曜日に行われるハーレー大会の会場となる周辺の草刈り作業に、朝からおおわらわです。

ハーレーとは沖縄県各地で行われる、航海の安全や豊漁を祈願し、サバニと呼ばれる伝統漁船で競漕を行う毎年恒例の行事です。

老人会と海兵隊員の合同作業は今年21回目を数え、伊波文雄基地渉外官が海兵隊の中心となり、作業が行われました。

新垣老人会会長(73)は「老人会だけでは大変な作業なので、隊員たちが協力してくれ、非常に助かっています。つい先日も、彼らが海岸をきれいにしてくれていましたよ」と話していました。

キャンプ・シュワブ基地司令官付きのルイス・レイバ上級曹長は「若い隊員たちが地元辺野古の老人会と一緒に作業をすることで、我々が辺野古の方々の支援にどれほど感謝しているのかを示す絶好の機会です。彼らが私たちを受け入れてくれ、感謝を返すためのささやかな方法です」と述べていました。

会場周辺の作業が終わると、みんなは老人会のゲートボール場に移動し、その周辺の草刈りや、花壇の手入れに取り掛かりました。

朝9時から始まった作業も、11時頃には終了し、それから辺野古公民館が用意してくれたランチを食べ、隊員たちは基地内へと戻っていきました。


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