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開会式でそれぞれの国旗を掲げる両国隊員。北海道大演習場で1月26日(日)、陸上自衛隊と米海兵隊による実動訓練(ノーザンヴァイパー)の開会式が執り行われました。

Photo by Cpl. Cameron Parks

陸自と海兵隊による共同訓練が北海道で始まる

27 Jan 2020 | Cpl. Cameron Parks U.S. Marine Corps Forces, Pacific

北海道大演習場や矢臼別演習場で1月22日(水)から2月8日(土)まで、陸上自衛隊と米海兵隊による実動訓練(ノーザンヴァイパー)が行われます。

この訓練の目的は、陸上自衛隊と米海兵隊の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における連携要領を実行動により訓練し、共同対処能力の向上を図ります。

両軍は、北海道の良好な訓練基盤を活用し、地上部隊と航空部隊と連携し、各種地形・気象下における訓練及び実弾射撃を重視して行われます。

第4海兵連隊長及び同訓練海兵空陸機動部隊長のジェイソン・ペリー大佐は「北海道のような寒い天候下での戦術・技術・手順を改善する機会であり、陸上自衛隊との相互運用性を改善するいい機会でもあります」と2か国間訓練を説明していました。

日米合同部隊は冬季戦闘訓練、火力と機動を統合した射撃、ヘリコプターからの射撃、狙撃、日米による包括的な攻撃、オスプレイからの低高度投入などに焦点を合わせて訓練を行います。

期間中、海兵隊からは約2300人の隊員が共同訓練に参加します。