米海兵隊普天間航空基地 -- コロナウイルス(COVID19)のパンデミック的な流行により、沖縄県内にある海兵隊基地では予防策としてすべてのスポーツイベントが保留になっていました。
6月21日朝、沖縄県では50日以上コロナウイルスによる感染者が出ていなことを踏まえて、普天間基地で毎年開催されてきたバイクレースが今年も開催されました。
基地成人スポーツスペシャリストのミラーさんは「このレースは毎年行われていて、今年は今日まで延期になっていました」と話していました。
レースはタイムトライアル形式で行われたため、参加者はレース中にソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことができました。アメリカ疾病予防管理センターによると、ソーシャルディスタンスとは病気の蔓延(まんえん)を減らすために自分と他人との間に距離を保つことと定義しています。
ミラーさんは「コロナが発生して以来、今日が初めての大きなイベントです」と述べました。
全長44㎞のレースには51人が参加し、その中には普天間基地司令官のデイビッド・スティール大佐も含まれていました。
スティール大佐は「レースを開催して、バイカーの安全を保つ方法を考え、イベント担当者とボランティアはこのイベントを開催するため一生懸命に働きました」と説明していました。