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山口県の米海兵隊岩国航空基地で2020年10月16日、第242海兵戦闘飛行隊が正式に設立されました。この飛行隊は日米同盟と自由で開かれたインド太平洋域を支援するために設立されました。

Photo by Lance Cpl. Tyler Harmon

インド太平洋域に2番目のF35B飛行隊を正式に設立

26 Oct 2020 | Courtsey Story U.S. Marine Corps Forces, Pacific

アメリカ海兵隊では2020年10月16日、インド太平洋地域で2番目となる第5世代F35BライトニングⅡ飛行隊を第12海兵隊飛行大隊に正式に設立しました。

航空機F/A-18ホーネットからF-35Bへ移行する一環として、第242海兵全天候攻撃飛行隊を第242海兵攻撃飛行隊へと名称を改めました。この移行は日米政府の合意のもと、海兵隊年間飛計画に基づき行われるものです。

F-35Bはこれからの海兵隊航空戦術を象徴し、海兵隊のすべての航空隊において、将来的にはAV-8BハリアーII、F/A-18ホーネット、EA-6Bプロウラーに代わるものとなります。

第12海兵隊飛行大隊は2017年1月、第121海上戦闘機攻撃飛行隊が岩国基地に移設された際、最初の前方駐留F-35B飛行隊を受け入れました。

第12海兵隊飛行大隊は現在、第242海兵攻撃飛行隊に加え、恒久的に二つのF-35B飛行隊を有する海外に駐留する部隊となりました。

沖縄に展開する第1海兵航空団司令官のクリストファー・マクフィリップ准将は、「増強されたF-35Bの機能は、日本に駐留する第三海兵遠征軍における他の第5世代機能と共に、艦隊海兵隊部隊、合同および同盟軍のパートナーを瞬時にサポートすることができます」

「F-35Bは空・海において圧倒的な力を示し、いかなる場所でも敵なしの状態を保ってくれます。これはまさに艦隊海兵隊部隊・統合部隊の扉を文字通り開いたままにする遠征プラットフォームです。日本へのF-35B配備は偶然ではなく、日本との公約の証として、世界のどこよりもより迅速に行われます」と述べました。

F-35Bは“次世代“航空機であり、アメリカ海兵隊の航空戦術の未来を表しています。

F-35Bは、短距離離陸垂直着陸 (STVOL) 機能に加え、先進的な技術を有し、現在のアメリカ海兵隊のプラットフォームであるAV-8BおよびF/A-18の機能を単一の機体に組み込んでいます。

また、F-35Bはこれまでの航空機に比べ、新たな種々の機能を兼ね備えたユニークな航空機なのです。



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