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沖縄県海兵隊キャンプ・ハンセン(金武町)の海兵隊の兵士4名が、同町の金武こどもみらい園の園児たちと交流会を行いました。

Photo by AYA ICHIHASHI

沖縄県金武町のこども園との交流会

11 Jan 2023 | Aya Ichihashi U.S. Marine Corps Forces, Pacific

沖縄県国頭郡金武町にある金武こどもみらい園の0歳から2歳までの園児数十名と海兵隊キャンプ・ハンセン所属の海兵隊の兵士4名が冬の寒さが和らいだ1月11日の朝、同町西公園で交流会を行いました。園児の元気な声が公園の運動広場に響き渡りました。

最初に全体で準備運動をし、その後年齢ごとにかけっこをしました。兵士たちに手を引かれ、園児たちが各自のスピードで走りました。兵士たちも最初は小さな子供たちと、どの様に触れ合って良いか分からず、遠慮をしながらでしたが、園の保育士たちが積極的に園児たちの補助を促しているうちに次第に慣れ、楽しそうに園児たちと交流を持ちました。さながら、父兄参観日のように園児たちに付きっきりで凧揚げの補助をしたり、園児たちに励ましの声をかけ続けました。

同園の山川梨香園長がコロナ禍で交流が数年間持てなくて、やっとキャンプ・ハンセンとの交流が持て始めたのが去年の秋だったと語りました。園児たちも最初は保育士の先生たちと違う、大きい兵士たちに人見知りをし、隠れたり、中には泣きだす子もいましたが2週間ごとの交流を重ねていくうちに平気となり、笑顔で楽しんで交流を持てるようになった、と園長が述べました。

園児たちは兵士たちと手をつなぎ広場を歩き回ったり、抱っこして貰ったり、凧揚げの補助をしてもらったり、思い思いのひと時を過ごしました。また、かけっこや凧揚げを頑張ったので保育士が制作した努力賞のメダルを兵士たちに一人一人かけてもらって、みんな笑顔でありがとうと受け取っていました。

その後遊具の方へ移動し、たくさん一緒に遊んで交流会は終わりました。

今回の交流会に参加していたジェシー・デマパン三等軍曹、アンソニー・レイエス上等兵、ジェイコブ・グリフェス上等兵、ホセ・バスケス上等兵はとても良い時間が持てたと口を揃えて話しました。バスケス上等兵はハンセン青年会(SMP)を通じて常にボランティア活動を行っているが、子供が大好きなので園との交流会にはまた是非参加したいと話しました。

デマパン三等軍曹とグリフェス上等兵は今回が園児たちと2回目の交流会で、今後もぜひ参加したいと話しました。


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