NAHA, Okinawa -- 10月9日(日曜日)、沖縄県那覇市で那覇大網挽まつりが2019年以来、2年ぶりに開催されました。今回はコロナ対策として、参加者は事前登録制の人数制限が設けられた上での開催となりました。
在沖アメリカ商工会議所が中心となり、長年活動している那覇大網挽まつりのボランティア活動のセイフティスタッフとして、キャンプキンザーや普天間航空基地所属の海兵隊員たちが主に参加しました。
コロナ禍で2年間開催されなかったので初めて参加する隊員たちが殆どでした。隊員たちはボランティアスタッフの黄色のTシャツを身に纏い、興奮を隠せない様子でした。
アメリカ商工会議所の会長のトニー・サクガワ氏と、海兵隊員達の統括役をしていたブレント・クック特務曹長(退役)が中心となり、残暑が厳しい青空のもと観客席を設営し、綱寄せの際に大網を引っ張り、尚巴志王の足場を支え、みんなで汗を流し頑張りました。
しかしながら、尚巴志王の素晴らしい演武が終了し、いざ本番!となった時に、まさかの綱切れのため綱引きが始まる前に、「引き分け」となりました。
予期せぬアクシデントで、綱引きをする事は叶わなかった参加者たちですが、みんな笑顔で大綱の上にのぼり、ほかの参加者たちとお祝いに時に踊る沖縄伝統の<カチャーシー>を踊ったり、大網の横で写真を撮ったり思い思いの時間を過ごしました。