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若い海兵隊員がお年寄りの方々と一緒に感謝祭の食事。米海兵隊基地キャンプ・ハンセンに展開する第7通信大隊の隊員やその家族が11月21日(木)、七面鳥やスタッフィングなどの感謝祭を祝う典型的なアメリカの料理を特別養護老人ホーム光が丘に持ち寄り、デイサービス利用者やスタッフ、隊員ら総勢100名余りで感謝祭の食事を分かち合いました。

Photo by Ike Hirayasu

老人ホームに感謝祭がやって来た

22 Nov 2019 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

季節外れの台風接近が沖縄に雨を運んでくる中、金武町にある特別養護老人ホーム光が丘では一足早い感謝祭を祝う食事会が開催されました。

町内にある米海兵隊基地キャンプ・ハンセンに展開する第7通信大隊の隊員やその家族約50名が11月21日(木)、七面鳥やスタッフィングなどの感謝祭を祝う典型的なアメリカの料理を光が丘に持ち寄り、デイサービス利用者やスタッフ、隊員ら総勢100名余りで感謝祭の食事を分かち合いました。

光が丘と第7通信大隊の関係は25年以上も続いており、夏は月2回、冬は月1回の施設内草刈り作業、お月見会、感謝祭、クリスマス会、新年の餅つきなどの多岐にわたり、海兵隊員と光が丘のスタッフは、長年のボランティア活動と祝賀会を通して協力し、強い絆を結んでいます。

光が丘の宜野座綾子施設長は「感謝しているのは光が丘です。炎天下で若い隊員のみなさんの草刈り作業やこういったイベントに毎年沢山のアメリカの御馳走を持ってきていただき、心より感謝しています」と述べていました。

大隊上官らが七面鳥やハムやスタッフィングなどの料理を笑顔で配膳し、施設スタッフや若い隊員らが列をなして食事を受け取っていました。

100歳を超えるお年寄りと10代の若い隊員が同じテーブルを囲んで感謝祭の食事を楽しんでいます。

夫婦で参加した第7通信大隊のマイケル・ラッド大隊長は、若い隊員らがお年寄りの方々を身近に感じることのできる貴重な時間ですと話していました。

そしてラッド大隊長は「アメリカ感謝祭の食事を施設のみなさんと分かち合うことのできるとても素晴らしい特別な機会です」と説明していました。


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