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鮎壺太鼓の演奏に必要な5つの基本的なリズムを教えて貰った海兵隊員らが、地元住民に交じってリズムに合わせて和太鼓の稽古、2021年4月17日、長泉北中学校体育館

Photo by Misuzu Sugiyama

和太鼓のビートが海兵隊員を魅了

30 Apr 2021 | Misuzu Sugiyama and Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

キャンプ富士に所属する5人の海兵隊員が土曜日の休暇を利用して、長泉北中学校体育館で行われた和太鼓の稽古に参加させて貰いました。

長泉町では伝統芸能を創ろうと和太鼓の鮎壺太鼓チームを1988年に発足、現在では小学生から年配の方までが参加するようになり、中学校の体育館で稽古を積み、腕を磨いています。

この日初めて稽古に参加した海兵隊員らに、鮎壺太鼓チームのメンバーが鮎壺太鼓の演奏に必要な5つの基本リズムを教え、稽古の最後にはそのリズムに乗せて隊員らも和太鼓を共演しました。

稽古の間、地元中学生の女の子たちが大きな「掛け声」で隊員たちを鼓舞してくれました。

稽古終わりには、隊員たちが持参したクッキーを中学生の子たちとシェアし、彼女たちの笑顔を誘っていました。

稽古に参加したバート伍長は「生まれて初めて和太鼓を叩いたけど、とてもユニークで、楽しい時間でした。また来月、稽古に参加したいと思っていますし、基地のほかの隊員にも参加を勧めます」と電話でのインタビューに答えてくれました。

隊員たちは和太鼓という貴重な日本文化の体験と、地域の住民との笑顔の交流を楽しみ、充実した時間を過ごしました。




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