沖縄県金武町 -- 伊芸海浜公園で6月9日午後、町内にある米海兵隊基地キャンプ・ハンセンに展開する第9工兵支援大隊の海兵隊員約30人が美化活動に取り組みました。
前日の豪雨とは打って変わり、気温30度、湿度80%以上の蒸し暑い青空の下、金武町社会福祉協議会から提供された草刈り機やレーキなどを使って、隊員たちは汗を流しながらの作業にいそしみました。
部隊牧師アシスタントのサブラチュラ一等海曹は「コロナ禍の中、なかなか難しいのですが、月に一度は地域のための作業を提供できるように努めています」と話していました。
サブラチュラ一等海曹は、過去2年以上にもわたり、町内にある幼稚園での「えいごであそぼう」や、町内の様々な場所での環境整備を手伝ってきました。
伊芸海浜公園に集まった隊員らは、遊歩道や浜辺で、草刈り機を使って雑草を刈る隊員、レーキを使って刈られた雑草をかき集める隊員、浜辺からゴミを拾う隊員、それぞれが作業をそつなくこなしていました。
キャンプ・ハンセンの嘉陽基地渉外官は「以前は、雑草が生い茂っていて、作業は大変でしたが、隊員たちが何度かここで草刈りをしてきたお陰で、かなり雑草も低くなりました。今月中にもう一度、町内で何らかの作業をと考えています」と説明していました。