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1月26日、グアムの海兵隊基地再建の式典が行われました。 グアムとの長い歴史に敬意を表しつつ、海兵隊のプレゼンスがインド・太平洋地域でこれからも続くためのものでもあります。

Photo by Lance Cpl. Jonathan Beauchamp

グアムの海兵隊基地再建

16 Feb 2023 | Taylor Massey U.S. Marine Corps Forces, Pacific

1月26日、海兵隊はグアムに新しい基地を再建しました。それはグアムとの長い歴史に敬意を表しつつ、海兵隊のプレゼンスがインド太平洋地域でこれからも続くためのものでもあります。

海兵隊キャンプ・ブラズは海兵隊において70年ぶりに新しく建設された基地であり、日米同盟の証でもあります。2012年の日米の二国間協定の防衛政策見直し協議において、沖縄の海兵隊基地移転の骨組みが作られ、移転先としてグアムが選ばれました。

「今日は海兵隊とグアムにとって大変重要な日となり、その上もう1世紀近くにわたり海兵隊が美しいグアムをホームと呼んでいる事が反映される日でもある」とキャンプ・ブラズ司令官クリストファー・ボップ大佐が述べました。

「この島に住んでいた海兵隊員とそのチャモロの同胞たちは平和に暮らしていて、戦争を共に戦った。私たちはその誇りと勇気ある功績を受け継いでいきたい」

グアムの歴史は軍とグアムの人々との持続的なパートナーシップの歴史が特徴的です。1899年に海兵隊グアム隊舎を建設して以来、海兵隊のプレゼンスは持続的にグアムにありました。第二次世界大戦後、海兵隊隊舎は再建され、1992年10月10日に閉鎖されました。

太平洋戦争国立歴史公園で行われた式典でルー・リオン・ゲレログアム準州知事、海兵隊総司令官、海軍次官補、日本の防衛大臣政務官、外務大臣政務官が式辞を述べました。式典は伝統に基づく形式により執り行われました。

「私はベン(ブラズ准将)が私たちに良い機会を与えてくれたと信じています」とゲレログアム準州知事が述べました。「私たちはもう試練や孤立を対処しなくてもよく、インド・太平洋地域で持続可能で総合的な同盟を育むことができます。グアムの将来はより広いインド・太平洋地域の未来と切り離せず、海兵隊の成功はグアムの成功なしには成し遂げられません。共に私たちは島と海を一つにし、共に強くより良くなり、共に誠実であること。センパー・フィデリス(常に忠誠を)」

グアムの北部高原に位置するキャンプ・ブラズは国防総省の2022年国防戦略で戦略的な中心として運営されることが見込まれています。基地の建設事業には一部日本政府から資金提供を受けたものもあります。

「前衛的で持続的なプレゼンスはインド・太平洋地域の安全保障のカギです。海兵隊キャンプ・ブラズはとても重要な役割を果たします。何に増しても、日本政府との確固たる絆を示するものです」と海兵隊総司令官デイビッド・バーガー大将が述べました。

キャンプ・ブラズは海兵隊とグアムにとって重要なマイルストーンです。太平洋における基地の前衛的なプレゼンスと責務はアメリカと同盟国やパートナー国の集団防衛能力を強化するために重要な役割を持ち、地域の安全をより促進させます。

「日米同盟はインド・太平洋地域の人々の平和と繁栄の礎であり、日本の外交政策の要です」と吉川ゆうみ外務大臣政務官が述べました。

海兵隊はブラズ准将の素晴らしい功績、それは環境や文化の保護管理を優先させ、グアムの人々とこれまでに築き上げられた関係をさらに強くする事を受け継ぎ、基地の施設建設においてそれは不可欠な要素です。

「グアムは常に私たちの戦いの拠点です。そして守るために戦う場所であります」とメレディス・バーガー海軍次官補が述べました。

「私たちがこの地域での抑止力、防衛力、機会を強める事は私たちがホームと呼ぶグアムの歴史、優先性やコミュニティーの人々の暮らしを強化する事となります」

 

詳細はこちら https://www.mcbblaz.marines.mil

原文はこちら https://www.dvidshub.net/news/437239/marine-corps-reactivates-base-guam 

 

Translated by Aya Ichihashi/ MCIPAC COMMSTRAT


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