第3海兵遠征旅団
在日米海兵隊の部隊を紹介します。

 

第3海兵遠征旅団(3MEB)

 

沖縄県うるま市にある米海兵隊基地キャンプ・コートニーに司令部を置き、アメリカ海兵隊の准将が指揮を執ります。

 

部隊の規模を拡大・縮小できる合同任務が可能な前方展開司令部隊です。

第三海兵遠征軍が運用上必要とする支援を提供するため、後続部隊が活動できるように、同盟関係の強化に向け戦域安全保障協力を支援します。

司令部隊、地上戦闘部隊(連隊本部)、航空部隊(海兵航空群本部)、兵站部隊(兵站連隊本部)により構成され、海兵空陸機動部隊の規模としては中型です。

各支援部隊の規模は任務内容に応じて決定されるため、柔軟性のある構成が可能で、任務内容に応じて7000から15000人の隊員が任務にあたります。

迅速に配備展開し、人道支援や災害救助および集中上陸強襲など広範囲に及ぶ活動が可能な即応部隊です。

有事の際には、海上事前集積船隊と連携して遠征軍規模への拡大を円滑にしたり、または統合部隊本部の指揮部隊を編成し他軍と合同で行う任務を支援したりします。

臨機応変な対応が可能なため、迅速かつ効率的に任務を遂行することができます。

インド太平洋地域で、主に軍事相互運用能力の訓練を行っていますが、民事プログラム活動にも尽力していて、医療支援や技術支援を提供することで、受け入れ国の様々な技術を磨き、関係強化に努めています。

第3海兵遠征旅団(3MEB)司令官

フリドリク・フリデリクソン准将