第3海兵兵站群
在日米海兵隊の部隊を紹介します。

第3海兵兵站群

第3海兵兵站群

第3海兵兵站群


沖縄県浦添市にある米海兵隊基地キャンプ・キンザーに司令部を置き、アメリカ海兵隊の准将が指揮を執ります。

第三海兵遠征軍の兵站(へいたん)部隊で、迅速かつ任務に適した質の高いロジスティック支援を提供します。

沖縄、ハワイ、日本本州に点在する部隊に所属する約6800人の隊員からなり、兵站、整備、土木工事、医療、歯科治療などを行う大隊で構成されています。

タイ、フィリピン、韓国、バングラディッシュ、カンボジア、オーストラリア、モンゴルなどインド太平洋域各地で定期的に行われる演習を支援しています。

これらの演習は地域で自然災害が発生した際に迅速に対応できる能力を強化するとともに、地域の平和と安定を向上させつつ同盟国や友好国との相互運用能力を向上させることに焦点をあてています。

また、人道支援および災害援助活動を支援するためにも配備され、医療・歯科治療支援、土木・管理技術、および活動や演習を支える主力となる兵站任務の提供に重点をおいています。

2011年3月11日に起こった東日本大震災では、重要な物資を被災者に届け、基本インフラを回復させるための後方支援システムの確立に貢献しました。

その年10月には、タイを大雨が襲い、77州のうち66州で洪水を引き起こし、820万人に被害をもたらしたタイ洪水では、第3海兵兵站群の司令部隊が、災害援助活動の監督にあたりました。

第3海兵兵站群は、あらゆるレベルにおいてプロフェッショナルな指揮官を持つ海軍・海兵隊チームで、生活の質と資源の管理の向上に専心し、アジア太平洋地域において質の高い後方支援を提供し、世界規模の資源調達の必要性に応えています。

第3海兵兵站群(3MLG)

アダム・チャークリー准将