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海軍・海兵隊功績章を授与されたザカリー・ロビン二等軍曹とトーマス・ムスメリ一等衛生兵曹

Photo by Sgt. John Simpson

北谷町での人命救助

15 Jul 2026 | Sgt. John Simpson 3rd Marine Division

2026年5月8日、北谷町のレストランで高齢の日本人男性が突然倒れる緊急事態が発生した際、その場に居合わせた2人の予備役隊員が、民間で培った救急対応の経験を生かし、迅速な救命処置を行いました。

当日、海兵隊のザカリー・ロビン二等軍曹(歩兵小隊軍曹)と海軍のトーマス・ムスメリ一等衛生兵曹は、陸上自衛隊隊員らとともに北谷ハーバー・ブルワリー&レストランで夕食をとっていました。

両名はマサチューセッツ州所属の予備役隊員で、定められた兵役を務めるため、第1大隊第25海兵隊から第三海兵師団第4海兵連隊へ展開しています。日頃は、ムスメリ一等衛生兵曹は警察官として勤務し、ロビン二等軍曹はワタータウン消防署で消防士兼救急救命士(EMT)として勤務しています。

「私たちは年配の男性が苦しそうにしており、男性の家族が周囲に集まっていることに気付き、男性の状態を確認するため駆け寄りました」と、ロビン二等軍曹は当時を振り返りました。

テーブルに近づくと、ムスメリ一等衛生兵曹は女性が男性の背中を叩き、応急処置を行っていることを確認しました。

「救急救命士としての訓練が自然と体に染みついており、ムスメリ一等衛生兵曹と私はすぐに対応を開始しました」と、ロビン二等軍曹は語りました。

男性に喘鳴が確認されたため、ムスメリ一等衛生兵曹はハイムリック法を実施し、ロビン二等軍曹は男性の意識状態を確認しました。しかし、間もなく男性は意識を失いました。

「男性が意識を失った後、仰向けにして頸動脈の脈拍を確認しましたが、脈はありませんでした」と、ムスメリ一等衛生兵曹は話しました。

ムスメリ一等衛生兵曹は直ちに心肺蘇生(CPR)を開始し、ロビン二等軍曹はレストランスタッフにAED(自動体外式除細動器)を持ってくるよう依頼するとともに、男性へ装着しました。その間、ともに食事をしていた陸上自衛隊の隊員が119番通報を行い、救急隊の出動を要請しました。

AEDの音声案内は日本語のみでしたが、一緒にいた陸上自衛隊隊員たちが通訳や家族への対応を行い、救命活動を支援しました。

「陸上自衛隊の隊員たちは、ご家族を落ち着かせるとともに、電話越しの救急指令員からの指示やAEDの音声案内を私たちに伝えてくれました」と、ロビン二等軍曹は話しました。

ムスメリ一等衛生兵曹とロビン二等軍曹は、救急隊が約10~15分後に到着するまで、約10回のCPRサイクルを継続しました。また、陸上自衛隊員がCPRを引き継ぎ、2人が周囲の状況確認を行えるよう支援しました。その間、ムスメリ一等衛生兵曹は救急隊への引継ぎ内容を整理し、陸上自衛隊員を通じて情報を共有しました。

救急隊到着後も、2人は救助活動を支援しました。ロビン二等軍曹は消防士としての専門知識を生かし、自動心肺蘇生装置「LUCAS」の組み立てや装着を補助しました。

「ロビン二等軍曹のLUCAS装置に関する知識は、救急隊が気道確保や点滴処置を行う間、継続的なCPRを実施するための装置を準備する上で非常に重要でした。彼は終始冷静かつ的確に対応していました」と、ムスメリ一等衛生兵曹は称賛しました。

今回の救命活動を振り返り、両名は日頃の訓練が迅速な対応につながったと語りました。

「民間では警察官として勤務しているため、軍関係者ではない方が医療的危機に陥った際に対応することは自然なことでした。しかし、スーツ姿で心肺蘇生を行ったのは初めてでした。私たちの行動が、日本に駐留するアメリカ人への良い印象につながり、今後さらに強い絆を築くきっかけになればと思います」と、ムスメリ一等衛生兵曹は述べました。

ロビン二等軍曹は、今回の経験が若い海兵隊員や下士官にとっても大切な教訓になると語りました。

「民間や海兵隊での勤務の中で、このような状況に日常的に遭遇する機会は多くありません。しかし、自分にできる形で助けを必要としている人のために一歩踏み出すことこそ、今回の出来事から学んでほしい最も大切な教訓です」

ロビン二等軍曹とムスメリ一等衛生兵曹は、この夜の英雄的な行動が認められ、5月13日にキャンプ・ハンセンで行われた式典において、海軍・海兵隊功績章を授与されました。

日本語は仮訳です。正文は英語版をご参照ください


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