司令官の経歴
海兵隊普天間航空基地司令官
ウィリアム・パカティー大佐

ネヴァダ州カーソン出身。

パカティー大佐は1998年,州立サンディエゴ大学で刑事司法行政学の学士号を習得後、士官候補生学校を経て少尉に任官。

1998年3月米海兵隊基礎訓練学校を修了後、2001年1月にフロリダ州ペンサコーラの海軍飛行訓練学校を修了し海軍飛行士の資格を習得。カリフォルニア州海兵隊ペンデルトン航空基地に駐屯する海兵隊第164中型ヘリコプター飛行隊でCHー64Eシーナイト交代訓練を受ける。

同年9月に海兵隊第268中型ヘリコプター飛行隊に着任。2003年2月から9月にかけて同部隊は「イラクの自由作戦(OIF)」に参加。火器戦術インストラクター(WTI)コース終了後、同部隊のパイロット訓練教官となる。2004年夏に同部隊が「イラクの自由作戦2」に従事しました。

大佐は2005年7月に第1海兵隊航空火器戦術隊(MAWTS-1)に着任。4年間にCH-64Eシーナイトの戦術インストラクター、部隊の訓練教官、そして部隊隊長を務めた。

2009年8月、海軍軍事大学に入学、国家安全保障戦略学の修士号を取得。

同大学を卒業後2010年6月にペンデルトン航空基地に部隊運用官、航空戦術エレメント執行官、ウェストパック12-2展開訓練時に第15海兵遠征部隊(15thMEU)と乗艦した揚陸艦グリーンー・ベイ(LPD-20)の展開部隊指揮官を歴任。

2013年7月から2015年5月までヨーロッパ司令部J-5総局内、安全保障協力連帯課に着任。その後2015年から2017年まで海兵隊第1ヘリコプター部隊(マリーン・ワン)の本拠地、クアンティコ航空施設で同部隊指揮官を務める。

同部隊での卓越した手腕が評価され、2018年6月に海兵隊軍事大学で戦略研究の修士号を獲得。卒業後、戦略国際問題研究所(ワシントンD.C.)国際安全保障プログラムの海兵隊最高司令官のフェローとして1年間のフェローシップに参加。2019年6月、米海兵隊基礎訓練学校で副司令官、及び上級飛行士として着任。

2020年夏から2023年5月まで沖縄に第1海兵航空団参謀長(G-3運用部)として指揮。

2023年5月、海兵隊普天間航空基地の基地司令官着任。

国防功労章、功績章(3回受章)、航空勲章(攻撃/飛行―11回受章、作戦―1回受章)、海軍勲功章(3回受章)、海軍・海兵隊称揚章