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3月25日、雪の降る富山県富山市から夏日の海兵隊キャンプ・フォスターへ素敵な訪問がありました。 訪問者は小澤鷲(しゅう)君10歳で、訪問の理由が国内では珍しい、キャンプ・フォスターで使用されている「吊り下げ式の信号機」が見たいと目を輝かせて基地を訪れました。

Photo by Aya Ichihashi

キャンプ・フォスターの信号機が見たい

3 Apr 2024 | Aya Ichihashi Marine Corps Installations Pacific

3月25日、雪の降る富山県富山市から夏日の海兵隊キャンプ・フォスターへ素敵な訪問がありました。
訪問者は小澤鷲(しゅう)君10歳で、訪問の理由が国内では珍しい、キャンプ・フォスターで使用されている「吊り下げ式の信号機」が見たいと目を輝かせて基地を訪れました。
鷲君は富山テレビで放送中の"県民の願いを叶える"新バラエティ番組「ダイブツのイマダ!」で「キャンプ・キャンプ・フォスターにある激レアな信号機を見たい!」と応募しました。                             
そしてそれを見た番組スタッフが鷲君の願いを叶えようと奮起して、巡り巡って基地訪問と収録の要望が海兵隊広報部へやってきました。
鷲君の願いを聞いたキャンプ・フォスターの司令官デビッド・バニング大佐が快諾し、キャンプ・フォスター全面協力のもと今回の訪問とテレビ収録が実現しました。
このリクエストを頂いたとき、「吊り下げ式の信号機?」と広報部一同、頭をめぐらせました。慣れというものは怖いもので、毎日目にする信号機が吊り下げ式という事すら忘れていて、確認に行ったほどです。
鷲君は沖縄県以外の全都道府県を訪れ、各地の珍しい信号機の写真を撮り、信号機図鑑を作ってるそう。沖縄で全国コンプリートとの事でした。
海兵隊太平洋基地憲兵隊のハンター・スミス伍長が鷲君をエスコートし、鷲君の質問に次々と答えました。スミス伍長は母親が沖縄県出身でとても流暢な日本語を話します。
スミス伍長は「日本語が話せるから、このような機会に協力出来てうれしい」とはにかみました。
鷲君は全てのアングルから信号機の写真を撮り、交通信号制御機も熱心に調べていました。
将来は英語と算数の勉学に励み、世界中の信号機を見に行きたいと語り、また、信号機を製造する側になるのが夢との事。
鷲君、これからも夢に向かって突き進んでください。応援しています。

番組の放送予定は2024年5月4日(土)18時30分からで地上波は富山県内のみだそうですが、その後TVerやFODでも配信予定があるそうです。広報部も配信を楽しみにしています。

 


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