マーク・T・ウォーカー大佐は1991年サンディエゴにある海兵隊新兵デポを卒業、下士官の野戦無線技士として第2空海砲撃中継中隊、第1スティンガー中隊、第3海兵航空群などへ配属された。のちにロードアイランド、ニューポートにある将校選別及び訓練プログラムを修了、将校へ昇進志願、2000年にオクラホマ大学を卒業、政治学学士号を修得する。同年5月に将校となり、2001年に基礎学校を修了する。
2001年10月に通信情報システム将校コースを修了、海兵航空通信班18の伝達小隊長及び副官を務め、海兵隊航空支援班172では通信部長と本部中隊長を務める。2004年夏第3海兵師団通信部へ通信作戦副長として配属される。師団ではオペレーション団結協力の間は津波救済の通信運用官を務め、イラク首相とイラクの渉外を務める。2006年6月、第3海兵遠征軍通信部へ北東アジア計画官及び未来作戦官として配属され、通信模擬官として戦闘演習管理グループにて第3海兵遠征軍の任務を終える。2009年6月より2011年8月までは通信部の訓練教育司令副官を務める。2012年コマンド アンド スタッフカレッジを修了後、通信大隊へA中隊長となり、アフガニスタンヘルマンド地方にある南西地方司令へ配属される。アフガニスタンより戻り第2海兵遠征軍通信部へ情報技術副官として配属される。短期間ではあるが、アフリカ海兵軍と在アフリカ米軍間の渉外官を務めた。2014年8月から2016年7月は第8通信大隊作戦官を務めた。2016年7月から2019年7月は米国特別作戦司令の世界事業作戦長を務めた。2019年7月から2021年6月までは第2海兵師団通信部参謀長を務めた。2021年7月から2023年6月までは第3ネットワーク大隊司令官を務めた。2023年7月に海兵隊太平洋基地通信部の参謀長へ異動。
ウォーカー大佐は2012年にクォンティコ在のコマンド アンド スタッフカレッジ、同年ジョイントC4コース、2015年に合同能力有効コース、2018年に合同戦闘学校、2022年に航空戦争カレッジを卒業する。アメリカ軍隊が功よりビジネス事務の修士号及び海兵隊大学より軍隊研究の修士号を持つ。
ウォーカー大佐は米国国防省よりディフェンス・メリトリアス・サービスメダル他多数表彰されている。