第3海兵兵站群司令官
部隊将官の経歴を紹介します。

第3海兵兵站群司令官

アダム・チャークリー准将

アダム・チャークリー米海兵隊准将

アダム・L・チャークリー准将は1993年5月にテキサスA&M大学を卒業後、小隊長として任官。士官基本学校、輸送将校過程を終了後、第7輸送大隊の招待の指揮官として配属され、分遣隊指揮官、運用指揮官補佐官、中隊指揮官を歴任。

1997年にサンディエゴの海兵隊新兵訓練場の中隊指揮官として着任、第1新兵訓練大隊の副指揮官、その後指揮官を務めた。その後ヴァージニア州リー陸軍基地の米陸軍兵站大尉課程を修学。

2000年3月に同過程を終了後、沖縄県に駐屯する第31海兵遠征部隊(31st MEU)に兵站補佐官として配属される。同部隊で5度の展開を終えた後、第3海兵師団の補佐官となり、フィリピン南部の対暴動作戦に参加。

2003年11月、イラク自由作戦に参加後、海兵隊指揮幕僚大学に入学し、成績優秀で軍事学の修士学位を取得。

2005年6月、オクラホマシティーの徴兵事務所長として勤務。その後第一海兵遠征軍(1st MEF)に海兵空陸機動部隊(MAGTF)展開配属管理室(MDDOC)に配属後、イラク多国籍軍(西)08-2,09-1に参加。

2010年1月、アフガニスタンヘルマンド州に展開、暫定アフガニスタン・海兵遠征旅団軍のG4の運用将官として務め、第1海兵遠征軍(1st MEF)のアフガニスタン派遣を支援した。

2020年6月、沖縄県に駐屯する第4戦闘兵站大隊の指揮官として配属、大隊を率いて2012年にアフガニスタンヘルマンド州に展開、第6戦闘連隊、特殊作戦部隊(西)、南西作戦本部軍を不朽の自由作戦12.1で支援。

第3海兵兵站群の副指揮官(G-4)を歴任後、海軍戦闘大学で成績優秀で国家安全保障戦略学の修士学位を取得。

2014年から2016年、ドイツのストットガルトでヨーロッパ司令本部の兵站部長を務める。

2016年8月、第2戦闘兵站連隊の指揮官となり、2017年11月海兵空陸機動部隊(MAGTF)アフリカ緊急支援18.2として着任。2018年3月同部隊を米アフリカ司令本部に7か月支援展開。

2018年12月から2020年6月まで第2海兵兵站群の指揮官補佐(G-3)、その後指揮官を歴任。その間、ハーバードビジネス学校の上級マネージメントプログラムで学ぶ。

2020年7月から2022年6月まで施設兵站課の副指揮官補佐を務め、海兵隊全体の兵站プランやポリシーや戦略的機動性を監督した。

現在は沖縄県に駐屯する第3海兵兵站群(3d MLG)の指揮官を務める。

第3海兵兵站群