第1海兵航空団
沖縄県北中城村にある米海兵隊基地キャンプ・フォスターに司令部を置き、アメリカ海兵隊の少将が指揮を執ります。
第三海兵遠征軍の航空部隊で、任務は航空支援、電子妨害手段を含む航空偵察、航空機とミサイルの管理などにより艦隊海兵部隊を支援する航空作戦を実施することです。
付随的な役割として、艦隊司令官の指示により海軍が他の機能を実行する際に、海軍航空兵力の不可欠な構成要素として関与することもあります。
第1海兵航空団は約7500名の隊員から成り、固定翼・戦闘攻撃群1個(岩国基地の第12海兵航空群)、回転翼支援群2個(普天間基地の第36海兵航空群、ハワイ海兵隊基地の第24海兵航空群)、航空指揮統制群1個(普天間基地の第18海兵航空管制群)で組織されています。
普天間基地に配置されている航空機は、CH-53Eスーパースタリオン、MV-22Bオスプレイ、AH-1Wスーパーコブラ、UH-1Yヴェノムなどのヘリコプターです。
岩国基地には、F/A-18ホーネット、F-35BライトニングII、KC-130J空中給油機などの固定翼機が配備されています。
ハワイ基地にも、CH-53Eスーパースタリオン、MV-22Bオスプレイ、AH-1Wスーパーコブラ、UH-1Yヴェノムなどのヘリコプターが配備されています。
第1海兵航空団は、部隊配置計画の支援を受け、F/A-18飛行隊2個、大型輸送ヘリコプター飛行隊1個、軽攻撃ヘリコプター飛行隊1個が、アメリカから日本へ半年毎に展開しています。