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沖縄戦の激戦地、ハクソー・リッジを訪ねて

By Lance Cpl. Isabella Ortega & Ike Hirayasu | U.S. Marine Corps Forces, Japan | September 10, 2018

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1945年4月1日、米軍は沖縄本島に上陸を開始し、第二次世界大戦最後の戦い、沖縄戦が始まりました。

日本兵や神風特攻隊などの攻撃に直面した米軍は、83日間の激戦の末、最終的に8万2千人以上の死傷者をともなって沖縄戦は終了しました。

沖縄戦での最も歴史的な激戦のひとつが、ハリウッド映画にもなった、120メートルの崖にある前田高地、またはハクソー・リッジで戦われました。

日本兵は地下トンネルと壕を利用して、アメリカ軍を容易に近づけない布陣を敷いて、11日間に渡る戦闘が繰り広げられましたが、米軍による前田高地占領と日本軍の撤退により激戦は終結を迎えました。

それから73年以上も過ぎ去った9月7日(金)、米海兵隊基地キャンプ・キンザーの海兵隊員らがハクソー・リッジに戻ってきて敬意を表し、ツアーガイドからその歴史を学びました。

ツアーガイドのマジェウスキさんは「沖縄に来る機会があり、戦跡に立ったとき、ここで何があったのかを学ぶ機会を得ることができます」と述べ、隊員らにハクソー・リッジで起こった詳細を話し始めました。

前線にいるにも関わらず銃を手にすることを拒否し続けたアメリカ陸軍のデスモンド・ドス衛生兵は、たった一人で75人の命をこの場所で救い、この史実は映画にもなりました。

マジェウスキさんはドス衛生兵のような多くの兵士のそれぞれの努力が、アメリカ軍を沖縄戦での勝利に導いたと続けて述べていました。

マジェウスキさんは「これが私たちの歴史であり、背景なので、戦跡ツアーを体験することは重要なんです。もし私たちが歴史を学ばなければ、同じあやまちを再び繰り返すことになるでしょう」と述べていました。

ツアー参加者のひとりの海兵隊員は、ハクソー・リッジでの体験は、国のために血を流した若者たちのことを学ぶことができ、そしてここで戦った兵士たちは、自分たちと同じ若者であったことを悟らせてくれたと述べました。

彼は「この場所に立つだけで、自分たちも将来どのような場面に直面しうるのか想像することができる。ハクソー・リッジのツアーに参加することで、現実を確認することができ、この場所で多くの犠牲が払われたことは、そう遠い昔のことではないないと気づかされました」と感想を述べていました。


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