米海兵隊基地キャンプ・ハンセン -- 海兵隊員が地域とのより良い関係を築くため、基地内にある教会で住民のための英会話クラスを無料で提供しています。
キャンプ・ハンセンでの英会話クラスは2016年4月に始まり、それ以来毎週開催されてきましたが、新型コロナの影響で3度の中断を余儀なくされていました。
クラスは3月2日夜に再開され、ボランティアの隊員が4人、住民10人が参加し、久々のクラスが始まりました。
教会に入る前には検温と万が一のために名前を名簿に記入し、受講中はマスク着用が義務付けられていました。
講師を務めたセリナ2等軍曹は、沖縄に来て3年以上もボランティアで地元住民に英語を教えていて、片道1時間かけてクラスに参加しています。
久しぶりの授業では早口言葉を教え、
「She sells seashells by the seashore, The shells she sells are seashells I’m sure....」と、日本人には発音が難しい文章をひとり一人が読み上げ、笑顔を交えながらみんなで楽しんでいました。
名護市から参加していた大学生は「アメリカ人と話すのは緊張するけど楽しいです」と感想を述べていました。
来週からは、初心者クラスと中級クラスに分けて、クラスを提供する予定だそうです。