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名護市教育委員会による表彰式が2019年3月25日(月)、中央公民館で執り行われ、米海兵隊基地キャンプ・シュワブ(辺野古)から10人の海兵隊員が市内16か所の幼稚園と保育園で園児たちのための英語教育の支援者として認められ、教育長からの表彰状が授与されました。同じ会場で、名護市が支援する市内の小中学生を対象にした英語キャンプを運営するNPO団体から、先月行われた小学生英語キャンプに協力した功績が認められ、24人の海兵隊員や海軍兵が表彰されました。

Photo by Ike Hirayasu

名護市教育委員会が海兵隊員を表彰

26 Mar 2019 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

年度末も最後の週を迎えた2019年3月25日(月)、名護市教育委員会による表彰式が中央公民館で執り行われました。

教育委員会から表彰されたのは10人の米海兵隊基地キャンプ・シュワブ(辺野古)の海兵隊員で、彼らは一年間を通して市内にある5か所の保育園と11か所の幼稚園それぞれを定期的に訪問し、園児たちのための英語教育の支援者として認められ、教育長からの表彰状が授与されました。

キャンプ・シュワブ基地渉外官の伊波文雄さんの尽力により、16年前から海兵隊員らは名護市内にある幼稚園や保育園を訪れ、遊びながら英語を普及させようと取り組んできました。

日本では2020年度から、小学校3年生から英語の授業が始まりますが、名護市では園児のころから培ってきた英語力をそのまま伸ばしたいと、来月の新一年生から英語の授業が組まれています。

同じ会場では、名護市が支援する市内の小中学生を対象にした英語キャンプを運営するNPO法人から、先月行われた小学生英語キャンプに協力した功績が認められ、24人の海兵隊員や海軍兵が表彰されました。

教育委員会とNPO双方から表彰されたジョシュア海兵隊伍長は「1年ちょっと前、たまたま募集していることを知って、参加したけど、子どもたちと一緒に遊ぶことができて、とても楽しいよ。16か所全部の園を訪問したけど、帰国するまでは参加するつもりだよ」と笑顔で話してくれました。

名護市教育長代理であいさつに立った名護市子ども家庭部の大兼部長は「名護市の園児たちの英語教育に16年もの長きに渡り関わってきたみなさんの協力に感謝します」と述べました。

そして地域の園児から大人まで、3年間に渡って毎週欠かさず英語教育に関わってきたアンソニー・カミナ曹長とミッシェル曹長夫人に、教育委員会から特別に感謝状が授与されました。


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