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沖縄県うるま市にある米海兵隊基地キャンプ・コートニーで8月中旬、地元高校生たちの英会話スキルを磨くための夏季英語講座が一週間の予定で開催されました。将校クラブでグループごとに分かれた高校生たちが、海兵隊員から生きた英語を勉強中です。

Photo by 平安

沖縄の高校生が海兵隊基地で英会話講座

23 Aug 2018 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

地元の高校生たちが英会話スキルを磨くため、基地内にある将校クラブに続々と集まって来ました。

沖縄県うるま市内に在住する高校生たちが、市役所を通して申し込んだ夏季英語講座は、今年で18回目を数えます。

参加した高校生たちは一週間を通して英会話コミュニケーションの能力向上を図ります。

ボランティアで参加している隊員のハーダー伍長は「今週の目的は、高校生たちが隊員らと気軽に会話をすることです。アメリカについて学び、隊員たちの日ごろの生活を垣間見ることです」と説明しました。

一日目の授業の課題は、アメリカで一般的に使われる言葉使いや言い回し方を隊員に尋ねました。

梅原一郎基地渉外官によると、このプログラムは2000年夏に始まり、大きな成功を収めて来たので今日まで続いていると説明しています。

ボランティアで参加している新里さんは「このクラスで多くの言葉を学び、適切な英会話方法を学ぶことができます。私も12年前にこのクラスに参加し、多くのことを学びました。基地内で隊員らと話せたことは、私にとって素晴らしい体験でした」と述べていました。

高校生たちは2日目の授業の一環で隊員たちと隊員専用食堂を訪れ、同じテーブルで昼食を食べながら雑談を交わし、親交を深めていました。

隊員たちはジョークを飛ばし高校生たちの笑いを誘い、高校生たちに質問を投げかけたりして場を和ませていました。

日本人ボランティアで琉球大学の学生、大城さんは「隊員たちが気軽に手伝ってくれるのが嬉しいですね。基地以外に英語を喋る機会があまり無いので、基地内に来て英語を練習しています。私たちがアメリカの文化に興味があるように、彼らもまた日本の文化に興味があるようなので、彼らはとてもオープンで親切なので、ともに語り合い、ともに学び合い、ともに親交を深めることができます」と述べていました。


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