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沖縄では旧暦12月8日、月桃の葉で餅を包んだ「鬼もち」を作って、健康長寿、厄払い祈願の縁起物として食します。金武町にあるはまだ保育園でも1月16日、4歳から6歳の園児たちが頭巾とエプロンで身を包み、キャンプ・ハンセンの隊員らと一緒に沖縄の伝統行事に参加しました。隊員と園児たちがボウルの中の米粉をこねています。

Photo by Ike Hirayasu

海兵隊員と園児が沖縄の伝統行事を体験

16 Jan 2019 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

沖縄では旧暦12月8日、月桃の葉で餅を包んだ「鬼もち」を作って、健康長寿、厄払い祈願の縁起物として食します。

金武町にあるはまだ保育園でも1月16日、沖縄の伝統行事を体験すべく、4歳から6歳の園児たちが頭巾とエプロンを着用し、「鬼もち」づくりに挑戦しました。

その日は同じ町内にある米海兵隊基地キャンプ・ハンセンから隊員らが園を訪れる日で、隊員らも園児たちにならって「鬼もち」づくりに参加しました。

園児と隊員たちが数グループに分かれ、一緒に餅粉をこね、協力しながら月桃の葉で餅を包み、ひもで結び、それぞれの名前を書いて完成していきました。

1時間ほどの作業で沢山の「鬼もち」ができあがり、ひと段落すると園児と隊員たちは園庭にでて、簡単なゲームをしながら庭を走り回っています。

その間、数名の先生たちが部屋を片付け、みんなで作った餅を蒸しています。

お昼時間になると、丸いテーブルを囲んで、園児たちは持参してきた弁当箱を広げ、隊員たちは窮屈そうに床の上に座り、園が用意してくれたチキンカレーに舌鼓をうっています。

隊員たちはランチを食べ終わると、蒸してもらった「鬼もち」をもらい、さっそく味見を始めました。

ピッツバーグ出身のオースティン一等兵(20)は「初めて交流会に参加したけど、とても楽しかったよ。沖縄の文化に触れ、子どもたちと遊べて最高だね」と話していました。

はまだ保育園と海兵隊の交流は今年3年目を迎えますが、隊員らを先導してきた部隊専属のジョンソン牧師は、「これからも隊員と保育園の交流を支援していきますよ」と話していました。


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