米海兵隊基地キャンプ・フォスター -- 沖縄県北谷町立北谷中学校とアメリカンスクールの中学生が3月21日(木)、米海兵隊基地キャンプ・フォスター内にある北谷城跡を一緒に訪れ、双方にとって初めてとなる文化交流を体験しました。
日米の中学生たちは聖なる城跡を訪ね、互いに日本語と英語の練習をする機会にもなりました。
アメリカンスクールのカメロン(15)さんは「ここを訪れる人はほとんどなく、私自身初めてここにきました」と説明していました。
アメリカンスクールで日本語クラスを受講する中学生たちは、数日前に正式に招待され、最終的に双方の中学生たちにとって素晴らしい学習の機会となりました。
アメリカンスクールの日本語教師のグリグスさんは「今回の交流で生徒たちは、クラスの中の授業ではない実際の日本語に触れ、日本語を肌で感じることが出来ました。生徒たちにはクラスで学んだ日本語を実際に使う機会なので、とても有益な時間になりました」と述べていました。
日米の中学生たちの間に友情が芽生え始めるころ、現場では笑顔と笑い声だけが聞こえていました。
北谷中学校の當山(14)さんは「アメリカの中学生とは年齢も同じ位なので気軽に話せるし、とても楽しかったです」と感想を述べていました。
日米の中学生たちは、当時のお城や周囲のジャングルが歴史的に貴重なものであることの意義を学びました。