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地元ダイバーと米軍のダイバーが海底で拾ったゴミを手に記念撮影にポーズ。日米のダイバーが北谷町にある砂辺ビーチで5月26日、海中クリーンアップ活動を行いました。

Photo by Lance Cpl. Nicole Rogge

日米のダイバーが沖縄の海で清掃活動

29 May 2019 | Lance Cpl. Nicole Rogge U.S. Marine Corps Forces, Pacific

地元ダイバーと米軍のダイバーが北谷町にある砂辺ビーチで5月26日、海中クリーンアップ活動を行いました。

今回の活動で、海の環境に対するダイバーたちの意識を高め、ダイバー個々が海中のゴミを少しでも拾うことで影響を与えることができるということを周知する目的で行われました。

今回の活動は、マーメイド・アイランド・ダイビングのオーナーの1人でもあるスコット・ダーン海兵隊1等軍曹と妻のエイプリルさんが主催して行われました。

オープンウォーター・スクーバ・インストラクターのスコット軍曹は「通常、30~40キロのゴミを海中から拾い上げます。海の中には本当に沢山のゴミがあります」と話していました。

ダイビング・インストラクターのエイプリルさんは「海中にゴミが散乱し、生態系に影響を及ぼしています。ですから私たちが少しでもゴミを拾い集めようと行動に移しました」と話していました。

那覇から参加しているダイバーの仲地ミキさんは「ゴミを取り除くのは環境にとって重要です。私は沖縄が大好きなので、故郷に少しでも貢献できる良い機会です。そして地元と米軍が一緒になって、コミュニケーションを図る良い機会でもあります」と話していました。

ダイバーたちにはメッシュバッグが手渡され、海中のゴミを拾い、それがいっぱいになったら岸に持ち帰り、また海に戻ってゴミを拾いました。

ダイバーが持ち帰ったゴミは、飲み物の空き缶、ペットボトル、釣り糸、さらには自動車のバッテリーや便座などが海底から拾いあげられました。

エイプリルさんは「今回の活動がすべての人に影響を与えることを願っています。そして私たちが拾い上げたゴミを見て、次にダイブする人たちが少しでもゴミを拾ってくれれば嬉しいですね」と締めくくりました。

余談ですが、スコット軍曹は去年の5月20日、真栄田岬沖25メートルの海面下で、ダイビング中にパニックになり、装備品をはぎ取り溺れていたダイバーを救った経験もあるベテランダイバーです。


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