沖縄県宜野湾市 -- 地域住民と普天間基地の海兵隊員が6月19日、沖縄コンベンションセンター周辺の清掃活動に取り組みました。
参加した市民は宜野湾市真志喜地区の事業所などからなるNPO沖縄コンベンションシティ会のメンバーで、海兵隊と交流しながらボランティアで地域をきれいにするという活動です。
今回の活動に参加した普天間基地司令官のデイビッド・スティール大佐は「県民のみなさんに理解していただきたいのは、海兵隊は地域の美化運動に喜んで手を貸し、最善を尽くすということです」と述べていました。
今回の活動は、シティ会、普天間基地の独身隊員の会(日本の青年会のような自治会)、そして普天間基地のボランティアが地域の美化運動へ手を差し伸べる働きかけの一環として行われました。
海兵隊員のデイ伍長は「地元の人たちは敬意を持って隊員に接してくれるので、喜んでその敬意を行儀良い行動だけでなく、できる限りの協力で返したいですね」と話していました。
ボランティアたちは道路沿いにある茂みの中や側溝の中、側溝のふたの下にあるゴミなども拾いあげていました。
デイ伍長は「国から遠く離れた沖縄で暮らせるのは素晴らしいことです。多くのアメリカ国民はこの地を訪れることすらできないし、できればきれいに保ちたいですね」と述べていました。