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マンツーマンで質問をし合い、英会話能力を試しています。名護市教育委員会主催の市内中学生を対象にした英語体験学習が名護青少年の家で開催され、米海兵隊基地司令官や海兵隊員やその家族、日本人ボランティアら大勢参加し、楽しく英会話を体験しました。

Photo by Ike Hirayasu

中学生の英語体験学習を海兵隊が全力サポート

19 Aug 2019 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

今年で7回目を数える名護市の中学生のための英語体験学習が名護青少年の家で開催されました。

名護市教育委員会から委託を受けた英語教育開発機構が中心となり、市内の各中学校から24人の中学生が参加しました。

この英語体験学習をサポートするために米海兵隊基地キャンプ・シュワブ基地司令官のジェイソン・ペリー大佐や海兵隊員、隊員らの家族や日本人ボランティアも大勢参加し、にぎやかに日米交流プログラムが始まりました。

ペリー基地司令官は「私も最初は日本語を全くじゃべれませんでしたが、“七転び八起き”の精神で、いろいろな失敗を繰り返し日本語を覚えました。みなさんも失敗を恐れずに英語を覚えてください」と流ちょうな日本語で中学生たちに話しかけていました。

名護市教育委員会の千葉先生は「子どもたちがアメリカ人と接することで、コミュニケーション能力を伸ばしてほしいですね」と述べていました。

午前中は、中学生たちの緊張をほぐす目的で、5つに分けたグループごとでの自己紹介、伝言ゲームや連想ゲームなど遊びを交えたプログラムで互いの距離を縮めました。

羽地中学校の神山さん(14)は「アメリカ人とコミュニケーションが取れてとても楽しいし、参加してよかった」と話していました。

東江中学校の大城さん(14)は「最初はアメリカ人と面と向かって話すことに緊張したけど、だんだん慣れてきて、楽しい」と笑顔で話してくれました。

様々なゲームを楽しんだ後のお昼は、各グループごとに施設内にある食堂に移動し、グループごとに同じテーブルを囲んで昼食を取りながら更に親交を深めていました。

午後は「白雪姫」をグループごとにアレンジし、それぞれのグループが数分間の英語劇を発表しました。

全てのプログラムが終了すると、中学生ひとり一人にアメリカ人家族からプレゼントが手渡され、中学生たちは名残惜しそうに家路についていました。


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