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アラード軍曹(左)と赤嶺美奈子教頭(中央)が生徒たちの文章を確認しています。伊江島補助飛行場の海兵隊員らが今年2月から、伊江村立伊江中学校を週に一度訪れ、英語の授業で生徒たちのサポートをしています。

Photo by Nika Nashiro

海兵隊員が伊江中学校で英語の授業をサポート

20 Sep 2019 | Nika Nashiro U.S. Marine Corps Forces, Pacific

米軍伊江島補助飛行場に駐留するアメリカ海兵隊の隊員らが伊江村立伊江中学校を訪れ、英語の授業をサポートしました。

赤嶺美奈子教頭が、中学生たちにクラスで学んだ英語の練習をする機会を与えたいと隊員らに声をかけ、今年2月から隊員らが同校を訪れるようになりました。

隊員らは毎週同校を訪れ、主に英語のクラスを中心に授業に参加し、中学生たちをサポートしています。

今回、初めて学校訪問に参加したリンチ上等兵は「中学生たちと交流できて、とても楽しかったよ。中学生たちは英語にとても興味を持っていて、ほんとに素晴らしい体験だったよ」と述べていました。

隊員らはグループごとに分かれた中学生たちに英単語のつづりや発音を丁寧に教えていました。

英語クラス担任の内間先生は「生徒たちがアメリカ人と頻繁に交流することは、英語を学ぶ絶好の機会だと思います。生徒たちは彼らの訪問を非常に楽しみにしていて、この訪問の成果の一つは、アメリカ人と会話ができるようにと、英語を勉強したい生徒が増えたことです」と述べていました。

新垣博文校長は「生徒たちがライフスタイルの異なる海兵隊員と交流するのを見るのは素晴らしいことです。私たちが焦点を当てているスキルの一つがコミュニケーション能力です。生徒たちがさまざまな文化を学び、勉学に励み、将来は故郷に戻って来て、島の発展に貢献できるようになっていただきたいと考えています。私たちの教育原則の一つは、英語教育に焦点を当てることです。私たちは英語教育のため、生徒たちが実用的な英語に触れることが重要であると考えているため、島にいる海兵隊と連携して、文化交流および友好交流を行っています」と説明していました。

4月からボランティアで参加しているアラード軍曹は「私たちの訪問は、地域との関係を構築するのに役立ちます。生徒が村内で私を見かけて、手を振りながら『ハイ、クリス』って呼んでくれたら、嬉しくなりますね」と話していました。


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