米海兵隊基地キャンプ・コートニー -- 基地内にある独身隊員の会(日本の青年会のような自治会)では毎週木曜日の正午、日本人ボランティアによる日本語クラスを海兵隊員に提供しています。
今年4月に始まったクラスでは漢字能力検定試験のための漢字の読み方や書き順を中心に教えていて、数名の隊員が昼休みを利用して日本語の勉強に励んでいます。
クラスが始まってわずか2か月後に行われた漢字検定試験では2人の海兵隊員が合格し、日本人ボランティアや隊員たちも益々日本語の勉強に熱が入ってきています。
今月3日に行われたクラスでは息抜きの意味も込めて、日本伝統の茶道と着物を体験する機会が隊員たちに提供されました。
日本人ボランティアが着物を着て、隊員たちにお茶を点ててくれました。
初めての正座でお茶を飲んだヌーネズ軍曹は「抹茶アイスは食べたことあるけど、初めて飲んだお茶は少し苦かったよ」と感想を述べていました。
初めて浴衣を着たリード軍曹は「日本文化を体験できて楽しかったけど、失礼のないように気を付けました。お茶を飲んだのは今回2回目で、1回目は抹茶を入れすぎてとても苦かったけど、今日は飲めました」と笑顔で話していました。