名護青少年の家 -- 沖縄県名護市内にある小学校の5~6年生を対象にした英語キャンプが2月22日、名護青少年の家で行われました。
名護市教育委員会から委託を受けた英語開発機構が中心となり、今年で8年目となる英語キャンプには市内の各小学校から約40人の児童が参加しました。
この英語体験学習をサポートするため米海兵隊基地キャンプ・シュワブ基地司令官のジェイソン・ペリー大佐を筆頭に、海兵隊員とその家族、日本人ボランティアら大勢が参加し、100人近くのにぎやかな日米交流イベントが始まりました。
ペリー司令官は「地域の子どもたちが英語圏の人たちと交流する機会で、私たちにとっても隣人である地域の人たちと交流できる素晴らしい機会です」と話していました。
ボランティアは午前中、子どもたちの緊張をほぐし距離を縮める目的でゲームを楽しみながら、子どもたちに英語での日常会話が理解できるように接していました。
「私にとってこのようなイベントは地域社会との関係を構築する場ではなく、地域社会の一員として地域に貢献することです」と、日本語を読み書きできるペリー司令官は説明していました。
午前中に行われたゲームやランチを通して子どもたちとボランティアらが打ち解け、午後は各グループごとに日本語と英語を使っての寸劇を演じました。
グループごとに即興で演じた寸劇は、まじめに演じるグループや笑いに展開するグループと、それぞれがチームワークをいかしたユニークな作品の数々でした。
ロバート・ナード2等海曹は「こういったイベントに参加するのは、子どもたちの将来のためであり、友だちや先生からも教わることのないことを教えることができるのでとても楽しいです」と、2年ぶりの沖縄で嬉しそうに話していました。