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陸自と米軍による日米射撃競技会を視察する第15旅団長及び第3海兵師団司令官:2月26日、米海兵隊中部訓練場

Photo by Courtesy of JGSDF

陸自と米軍による日米射撃競技会

8 Mar 2020 | Courtesy of JGSDF U.S. Marine Corps Forces, Pacific

陸上自衛隊第15旅団と米海兵隊および米陸軍が2月26日から28日にかけて、中部訓練場において日米射撃競技会を実施しました。

この競技会は、部隊戦闘射撃練度を維持・向上させるとともに、日米の連携を強化することを目的として行われました。

競技は、選抜された各部隊の隊員たちが様々な状況下で、突如現出するターゲットに対して瞬時に射撃を実施する等、迅速かつ正確な射撃精度を競い合いました。

今回は第51普通科連隊第3中隊の分隊が「日米分隊の部」、第51普通科連隊が「旅団の部Aグループ」、第15偵察隊が「旅団の部Bグループ」においてそれぞれ優勝を果たしました。

今回優勝した第51普通科連隊第3中隊の分隊長、萩野2曹は、「この射撃競技会を通じて射撃の練度の向上に大きく繋がったと思う。また、米海兵隊および米陸軍の射撃方法、装備品等、様々な事項をこの競技会を通じて学べた」とコメントしました。

部隊間交流として競技会には、与那国沿岸監視隊、第24普通科連隊、米海兵隊からは第3海兵師団、米陸軍からは第10支援群および第1防空大隊も参加しました。

米海兵隊のメイバンク中尉は、「今回初めて参加したが、海兵隊が日頃行っている射撃スタイルと違ったのでとても興味深かった。来年もまた参加したい」とコメントしました。

日米射撃競技会の閉会式では、優勝した第51普通科連隊第3中隊の分隊が第15旅団長から盾を受け取り、また第15旅団、米海兵隊および米陸軍の優秀な分隊が第15旅団長および第3海兵師団司令官からそれぞれチャレンジコインを受け取りました。

米陸軍のダイナス2等軍曹は、「今回この競技会に参加し、とてもいい経験ができた。相互の射撃方法の違いを勉強することができた」とコメントしました。



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