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名護市教育委員会やNPO法人から表彰された米海兵隊員と地域住民による集合写真、3月25日、名護中央公民館。

Photo by Ike Hirayasu

名護市教育委員会が海兵隊員の功績を評価

25 Mar 2020 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

名護市教育委員会による表彰式が3月25日、名護中央公民会で執り行われ、米海兵隊基地キャンプ・シュワブから5人の海兵隊員が表彰されました。

彼らは今年度、市内3か所の認定こども園、3か所の保育園と11か所の市立幼稚園それぞれを定期的に訪問し、英語普及に取り組んできた功績を認められ表彰されました。

名護市教育長の代理であいさつに立った名護市子ども家庭部の比嘉ひとみ部長は「名護市の幼稚園のえいごあそびに関わってきたみなさんの協力に感謝します。また来年度もよろしくお願いします」と述べました。

キャンプ・シュワブでは17年前から英語普及活動の一環として隊員らが市内の保育園を訪れており、伊波文雄基地渉外官の尽力により、今でもその活動は継続しています。

日本では2020年度から小学3年生から6年生までを対象にした英語教育が必修化され実施されますが、名護市では児童の英語力をそのまま伸ばしたいと、令和元年度から特例で小学1年生や2年生を含めた全学年で英語の授業を取り入れています。

また同じ会場では、教育委員会が委託しているNPO法人から、先月行われた「小学生のための英語キャンプ」に協力した35人の海兵隊員と7人の米国市民に感謝状が贈呈されました。

その中にはキャンプ・シュワブの基地司令官、ジェイソン・ペリー大佐や彼の家族も含まれていました。

教育委員会とNPO法人から表彰されたオルティススコバル海兵隊伍長は「2年前から参加しているけど、子どもたちと遊ぶことができてとても楽しいよ。来月には帰国する予定だったけど、沖縄での任期を1年延長し帰国するまで子どもたちの支援を続けるつもりさ」と笑顔で話してくれました。


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