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国道329号線沿いの斜面の美化作業に精を出す米海兵隊基地キャンプ・ハンセンに展開する第7通信大隊の隊員10人、2020年7月2日、沖縄県金武町

Photo by Ike Hirayasu

通信大隊の海兵隊員が老人ホームでボランティア

3 Jul 2020 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

今週の土曜日、7月4日はアメリカ合衆国の244回目の独立記念日です。

在日米海兵隊の隊員は今日から祝日で4連休ですが、米海兵隊基地キャンプ・ハンセンに展開する第7通信大隊の10人の隊員が休日を返上し、金武町にある特別養護老人ホーム光が丘に出向き、3か月半ぶりのボランティア活動に精を出しました。

隊員たちはコロナ渦により3月中旬に行った作業を最後に、今日まで老人ホームとの接触を避けるため、ボランティア活動を中断していましたが、今日からまた新しいページが始まります。

通信大隊と光が丘の関係は25年以上続いていて、隊員らは光が丘で月2回の美化活動に協力したり、季節の祝日を一緒に楽しむ間柄でもあります。

隊員たちは雨が降ったり止んだりの不安定な天気の中、老人ホームに面する国道329号線沿いの美化活動に取り組み、斜面の草を刈り、伸びた雑木林の手入れを行いました。

3週間前に沖縄に到着したばかりの若い海兵隊員は、2週間の隔離生活を終え、今日初めて基地の外へ出て、ボランティア活動に参加したと笑顔で話していました。

キャンプ・ハンセンの嘉陽基地渉外官は「コロナ渦の中、いろいろな渉外活動を休んでいましたが、今月から保育園の訪問や英会話クラスの再開など、コロナ感染拡大防止の衛生管理に気を付けながら、気持ちを新たに、頑張っていこうと思います」と話していました。


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