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基地内の兵士専用食堂の海兵隊員や日本人従業員が移動制限処置に置かれている海兵隊員のため、配達用の弁当を準備しました。沖縄に到着するすべての海兵隊員と家族は、14日間の移動制限処置に置かれ、部屋から出ることはできません。

Photo by Lance Cpl. Zachary Larsen

兵士専用食堂が毎食数百食の弁当を提供

17 Jul 2020 | Lance Cpl. Zachary Larson and Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

新型コロナウイルス感染症への感染拡大予防対策として、沖縄に到着するすべての海兵隊員と家族は、階級に関わらず14日間の移動制限処置に置かれ、それぞれの部屋に隔離され、外出することはできません。

そんな移動制限処置に置かれている海兵隊員や基地内で勤務する隊員たちのため、キャンプ・フォスターの兵士専用食堂に勤務する海兵隊員や日本人従業員が、毎食弁当を700食以上準備しています。

基地内に勤務する隊員たちは先週まで食堂内で食事をすることもできましたが、今は感染拡大予防対策として、持ち帰り用の弁当が支給されます。

食堂の責任者、ウッズ1等軍曹は「新型コロナウイルスの蔓延を防ぐため、たくさんの弁当を準備しています。隊員たちが食事を楽しみ、コロナウイルスが広がるリスクを心配しないことを望んでいます」と話していました。

食堂に勤務する日米の従業員は午前4時半に出勤すると、5時半からの朝食の準備を始めます。従業員らは、毎食、移動制限処置に置かれている海兵隊員や基地内に勤務する隊員のための食事の準備をする任務を負っています。

食堂では平日、朝食を午前5時半から8時まで、昼食は11時から13時まで、夕食は16時から18時まで提供し、週末はブランチを午前9時から正午まで、夕方は15時から17時までを、年間を通して毎日提供しています。

副コック長のミラー伍長は「隔離された隊員たちには、他の供給源がないため、弁当を作ることは重要なミッションなんです」と話していました。

食堂の日米従業員は、新しいCOVID-19のガイドラインにも適応し、沖縄にいる海兵隊員に栄養のある食べ物を提供するため今日も熱心に働いています。


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