沖縄県浦添市 -- 在日米海兵隊音楽隊がてだこホールで4月16日、毎年恒例の「スプリングコンサート」を開催し、陸上自衛隊第15旅団の音楽隊がゲスト出演しました。
今年のコンサートはコロナ禍の中、無観客で行われましたが、すべての演奏は録画されており、後日SNS上で公開する予定です。
バンド・マスターのマイケル・スタンレー海兵隊曹長は「仮想コンサートであるにもかかわらず、両音楽隊の伝統と友好を表しています。素晴らしいプロ集団の集(つど)いは、これはこれで成功したコンサートでした」と述べました。
コンサートでは、「スラヴァ!」「芭蕉布」「スターウォーズ」「スティービー・ワンダー」などのメロディーが会場に響き渡りました。
独唱を披露した陸曹は「海兵隊と一緒に演奏できた素晴らしい時間でした」と述べ、フレンチホーン演者でもある彼女は琉装で美しい歌声の「芭蕉布」を歌い上げました。
両楽団による調和のとれたパフォーマンスは、双方の音楽芸術における団結と同盟の現れでした。
スタンレー曹長は「第15旅団と共演することで、私たちがここ沖縄で誇りに思っている友好と協力を体現することができました。私たちはとても親密な関係を維持しています」と説明しました。