沖縄県名護市 -- 厳しい沖縄の太陽の日差しが照りつける中、第3水陸攻撃大隊の100人以上の海兵隊員が、沖縄のビーチをきれいにするという1つの目的だけを念頭に集合しました。
午前7時、隊員たちは5つのグループに分かれ、辺野古地区の「前ヌ浜ビーチ」、豊原地地区の「シーグラスビーチ」、 久志地区の「サンドダラービーチ」、そして二見海岸線など、米海兵隊基地キャンプ・シュワブに隣接するビーチに移動しました。
水陸攻撃車両小隊長のイーサン・ジョーンズ少尉は「私たちは受け入れ国である日本のゲストでもあり、海をきれいに保つのも私たちの仕事です。とても楽しかったし、参加することに平和を感じました。一日の終わりに自分たちが成し遂げたことを見渡すのはうれしかったです」と感想を述べていました。
午前中、手袋とゴミ袋を持って、隊員たちはそれぞれのビーチをくまなく練り歩き、ゴミを拾い集めました。 時間が経つにつれ、バッグはすぐにいっぱいになりました。
ウェスリー・ワトソン上等兵は「いつも海と砂浜をきれいにしたいと気になっていました。海やビーチの近くにゴミは発生しないので、海でゴミを見るといつも責任感を感じていました」と話していました。
ワトソン上等兵は、クリーンアップはさらに、訓練以外で部隊の仲間たちの仲を近づける素晴らしい機会でもあると説明し、ゴミ袋が満たされ数が増えるに従い、連帯感が強くなったような気がしたとも話していました。
隊員たちはビーチでの清掃が終わると、次に修理が必要なビーチへと通じる道路に注意を向けました。 彼らはすぐさま利用可能なツールを使って、土嚢を砂で詰め、破損した道路を修復していきました。
ジョーンズ少尉は 「海をきれいにするだけでなく、いくつかの道路を修復することも素晴らしい体験でした。 みんな満足ですね」と説明していました。
隊員たちはキャンプ・シュワブに戻ってくると、ゴミを分別し、達成感と汗で満足そうでした。