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キャンプ・シュワブより急患空輸のための要請を受けた沖縄県のドクターヘリが現場に到着し、降機してきたフライトドクターと救急隊が模擬負傷者の容体を確認する様子、2021年10月21日、米海兵隊基地キャンプ・シュワブ

Photo by Ike Hirayasu

海兵隊基地での演習に県のドクターヘリも参加

21 Oct 2021 | Ike Hirayasu U.S. Marine Corps Forces, Pacific

沖縄県内にある5か所の米海兵隊基地では今週月曜日から金曜日までの5日間、緊急時の対応能力を高めるための基地防護演習が行われています。

演習が行われている基地は、キャンプ・シュワブ(名護市など)、キャンプ・キンザー(浦添市)、キャンプ・フォスター(北谷町など)、キャンプ・コートニー(うるま市)、そしてキャンプ・ハンセン(金武町など)です。

演習の一環としてキャンプ・シュワブでは10月21日、弾薬庫で発生した高エネルギーによる爆発火災事故により緊急を要する急患空輸のため、沖縄県消防指令センターへ通報し、名護市消防本部と沖縄県ドクターヘリへの現場出動を要請しました。

要請から約30分後、浦添総合病院から出動したドクターヘリがキャンプ・シュワブのヘリ着陸帯へ到着し、機内から飛び出してきたフライトドクターと救急隊が模擬負傷者の容体を確認しました。

ドクターヘリが離陸して約20分後、今度は海兵隊のUH-1ヒューイーが到着し、別の模擬負傷者への処置を行いました。

演習を視察した米海兵隊基地司令官のウィリアム・バワーズ准将は「基地へようこそ。今日はお疲れ様」と名護市消防長と他の参加者の労をねぎらいました。



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