特別養護老人ホーム「光が丘」 -- 陽気に満ちた温かい春の日差しの中、アメリカ海兵隊の一団が地元にある老人ホームで清掃活動に汗を流しました。
この活動に参加したのは、アメリカ海兵隊基地キャンプ・ハンセンに所属する第7通信大隊の隊員ら14人で、特別養護老人ホーム「光が丘」の敷地内でボランティアの清掃活動に取り組みました。
老人ホームと通信大隊の関係は、老人ホームが開設した平成4年から数年後に始まり、それ以来約27年続いていて、冬は月1回、夏には月2回の割合で施設内の草刈りやその他の清掃活動などを手伝っています。
双方の付き合いはそれ以外にも、光が丘地域まつり、お月見会、サンクスギビング、クリスマス会などさまざまな季節のイベントでも親交を深めてきました。
2020年2月に沖縄県内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以来、隊員らの奉仕作業は幾度となく中断と再開を繰り返してきましたが、先月からまた訪問を再開しています。
作業に参加した軍曹は「今回初めて参加したけど、気持ちがいいね。誰かのためになっていることが嬉しいよ」と白い歯をのぞかせていました。
隊員らは広い庭の芝刈り作業、落ち葉の回収やフェンス周りの木の枝や草刈り作業などで敷地内をきれいにしました。
施設の職員は「隊員たちが積極的に作業を行ってくれるので、とても助かっていますよ」と笑顔で話していました。