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梅雨も明け、青空が広がる6月23日慰霊の日に明治大学経営学部の生徒24名がフィールドスタディーの一環で沖縄県浦添市にある海兵隊キャンプキンザー基地を来訪しました。

Photo by AYA ICHIHASHI

明治大学の学生たちがキャンプキンザーを訪問

28 Jun 2022 | Aya Ichihashi U.S. Marine Corps Forces, Pacific

梅雨も明け、青空が広がる6月23日慰霊の日に明治大学経営学部の生徒24名がフィールドスタディーの一環で沖縄県浦添市にある海兵隊キャンプキンザー基地を来訪しました。

キンザー基地の渉外官で、今回の同大学の訪問をコーディネートした土信田一乃氏がまず同基地のオペレーションやミッション等を説明したあと、生徒24名が3名ずつのグループに分かれ、キンザー基地司令部隊の海兵隊員8名と交流会を持ちました。生徒たちは携帯の通訳アプリなどを使用し、興味津々に海兵隊員達に海兵隊について色々な質問をし、参加した隊員達もまた、気さくに質問に答えました。質問の内容は海兵隊の階級システムや海兵隊員の仕事内容や、一日の過ごし方、趣味や好きな野球の球団など多岐に渡りました。海兵隊員からも日本の大学生に逆に質問したりして交流を深めました。

カリフォルニア州ロス近郊出身のライアン・ゴンザレス上等兵が生徒たちにメジャーリーグで活躍中のエンゼルス所属の大谷翔平選手のゲームを観に行ったことある、と語ると学生たちは大変盛り上がりました。各グループで会話が大変弾み、予定されていた時間より大幅にスケジュールを取ることになりました。交流会の後生徒たちは同基地内の沖縄戦史資料館を訪れました。

資料館はバイアスのない、ありのままの沖縄の戦前、戦後の姿の展示物がみられます。

土信田氏の説明を神妙な顔で生徒たちは聞き入っていました。

資料館には戦時中に実際に使用された銃も展示されており、生徒たちは恐る恐る触れたり、各々に当時の時代に思いをはせて沖縄戦の凄惨さを学びました。

生徒たちは海兵隊員との交流会や資料館を通して普通の沖縄旅行ではあまり機会のない色々なことが体験でき学べたと笑顔で基地を去っていきました。

キンザー基地内沖縄戦史資料館は現在浦添市役所跡地未来課が窓口となっており、10名以上の条件で見学申請が可能です。県外、浦添市外の方も勿論申請可能です。


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