CAMP KINSER, Urasoe -- 夏の様な深い青い空に太陽がまぶしい６月９日、沖縄国際大学経済学部２年の学生たちが浦添市の海兵隊キャンプ・キンザーを訪れました。
学生らは前泊博盛教授のゼミ生たちで、インフラストラクチャーについて研究・調査を行っており、今回はキャンプ・キンザー返還後の経済効果等を試算、運用を研究するために訪れました。
基地渉外官・土信田一乃さんの案内や解説を受けながらバスで一通り見学した後、彼らは基地司令部隊所属の兵士たちとの英語交流を兼ねた昼食を兵士専用食堂（メスホール）で取りました。メスホールは特別な許可がない限り、兵士以外が食事をすることは原則できないのでとても貴重な経験となりました。
兵士たちとの会話はアプリ等を使って行ったり、英語に自信がある学生は積極的に話しかけていました。
彼らの会話は途切れることなく、とても良い雰囲気で交流会が行われました。
参加した学生が「海兵隊って怖いと思っていたけど話してみると全然普通で、好きなものや、気になるものなど自分たちと何ら変わりがない」と言っていたのが印象的でした。
昼食交流会後はキンザー内の沖縄戦史資料館を訪れました。
土信田さんの説明に彼らは先ほどまでの顔とは違う真剣な眼差しで聞き入っていました。
＊キャンプ・キンザー沖縄戦史資料館は10名以上で見学可能です。
見学を希望される方は沖縄県浦添市役所跡地未来課へお問い合わせください。