アメリカ海兵隊基地キャンプ・シュワブ -- 沖縄県名護市辺野古区に位置するアメリカ海兵隊基地キャンプ・シュワブでは2月9日、基地司令官のマシュー・トレーシー大佐の熱望により、「社会人英語講座プログラム」を教育センターで再開しました。
このプログラムは21年前の2001年、隣接する地域住民の基地内雇用促進のために始まり、これまで数千名が受講してきましたが、2020年2月沖縄県内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以来、幾度となく中断と再開を繰り返してきました。
2月15日夕方から行われた英会話クラスには日本語も英語も堪能なアメリカ海兵隊員で、宮崎県で生まれ育ったマイケル・インディゴ伍長がアシスタントとして参加しました。
アメリカ人の父親と日本人の母親との間に生まれたインディゴ伍長は、高校卒業まで日本教育を受け渡米し、半年の大学生活で英語を勉強し直し、数年前にテレビで観たアメリカ海兵隊にあこがれ海兵隊に入隊したそうです。
第3偵察大隊に所属するインディゴ伍長は「これからも訓練の合間に、時間の許す限り英会話クラスに参加するよ」と話していました。
4年前から英会話クラスに参加している平安山智帆さんは「コロナは気になるけど、生きた英会話を直に学べるこのクラスが好きで参加しています」と笑顔で話していました。
キャンプ・シュワブの英会話クラスは、参加者が密にならないように火曜日と水曜日の週2回に分けて実施します。
この英会話クラスに興味のある方は、海兵隊の日本語ホームページ(www.japan.marines.mil)からEメールを送ってください。