台風一過で晴天が続く8月18日、海兵隊キャンプ・フォスターの海兵隊員たちが地域交流ボランティアの一環で北谷町謝苅区公民館で地元の子供たちと一緒にラジオ体操に参加しました。
ラジオ体操の習慣は本国アメリカにはなく、彼らは館長の徳里徹さんを見ながらラジオ体操第1、そして第2体操を行いました。
その後、謝苅公民館の皆さんの厚意で流しそうめんが振舞われました。
初めての体験に一同は大喜びでした。
コロナ以降、流しそうめんの企画は感染予防のためずっと出来ずにいて、今年やっと再開できたと徳里さんが嬉しそうに語ってくれました。ラジオ体操は去年より再開したそうです。
富村浩子キャンプ・フォスター基地渉外官が流しそうめんの食べ方を隊員達に説明した後、彼らはお箸とお椀を持って準備しました。
流れていくそうめんを見ているうちに、既にそうめんは通り過ぎてて見逃したり、すくおうとしてもうまくいかず、なかなか難しい流しそうめんです。隊員も子供たちもそうめんをすくうたびにみんな喜びの声をあげていました。
デスティニー・ガーデナー伍長は笑顔で流しそうめんは初めてでとても楽しい!と答えてくれました。沖縄には2年8か月勤務していて、沖縄での勤務はとても良い経験になったと語りました。
アイザック・マルチネス伍長は基地の子供たちの野球チームのコーチを務めるほどの子供好きで、火曜日にもラジオ体操に参加したそうです。地元の子供たちと交流ができる事もあり、今回また参加を決めたそうです。
流しそうめんを心行くまで堪能した後は子供たちと英語交流会の時間となりました。
さいころを隣の人にまわし、音楽が止まった人がさいころを転がし、英語・または日本語の質問に答えるゲームです。名前や年齢など小さい子でも日本語初心者でも参加できる内容でした。
ゲームの後は英語と日本語での本の読み聞かせが行われました。
最後は子供たちお待ちかねのデイビッド・マンカダ3等軍曹によるマジックショーです。
彼は11歳の時にマジックに出会い、練習を重ねてきたそうです。現在マジック歴19年で、基地の部隊のパーティーなどでマジックショーのボランティアを行っています。
「沖縄に来るのは2回目で、前回は2013年から3年間勤務していた。沖縄に戻ってこれてとても嬉しい。今後も地域コミュニティーと仲良く交流を深めていきたい」
子供たちも大人もマンカダ3等軍曹の指先を見てマジックのトリックを見破ろうとしましたが、全然分からず、繰り広げられるマジックに一同大盛り上がりしました。
子供たちも隊員達も終始笑顔でとても楽しい交流会となりました。