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在日米海兵隊に関する最新ニュースをお届けします。
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U.S. Marine Corps Capt. Eric Pak, a forward air controller officer with 5th Air Naval Gunfire Liaison Company, III Marine Expeditionary Force Information Group, observes the landing zone of a Japan Ground Self-Defense Force CH-47J Chinook during joint terminal attack controller training at Irisuna Island, Okinawa, Japan, Nov. 15, 2023. The training tested U.S. and Japanese service members’ ability to enhance and sustain tactics and procedures for terminal control of fires. 5th ANGLICO provides the Marine Air Ground Task Force Commander with a liaison capability to plan, coordinate, employ, and conduct terminal control of fires in support of joint, allied, and coalition forces. Pak is a native of Los Angeles. (U.S. Marine Corps photo by Cpl. William Wallace)

Photo by Cpl. William Wallace

第5航空・艦砲連絡中隊が発足20周年

25 Jan 2024 | 1st Lt. Michelle Lin III MEF Information Group

海兵隊キャンプ・ハンセンに駐屯する、第三海兵遠征軍情報群隷下、第5航空・艦砲連絡中隊(ANGLICO)は海兵空陸任務部隊(MAGTF)司令官が統合軍、同盟軍、多国籍軍を火器支援をするための計画、調整、採用、そして遂行できるようにします。

ANGLICOの前身は第二次世界大戦中に発足した統合強襲通信分隊(JASCO)です。この分隊は統合武器・火力支援、そしてコミュニケーションに特化し、そして長けた連絡調整能力で計画・調整・遂行を行いました。

JASCOは米海軍・海兵隊・陸軍はそれぞれ大砲、艦砲射撃、近接航空支援に優れたメンバーで構成され、地上軍の支援を行いました。JASCOは1947年に制定された国家安全保障法により解散されました。

初代のANGLICO部隊、その後続の部隊も朝鮮戦争、ベトナム戦争で重要な役割を果たしました。火力制御チームは小隊レベル、武器連絡支援チームは大隊レベルの全ての武器支援を制御でき、部隊を動かせる隊員で構成されました。

1999年、現役の兵隊で構成されたANGLICOは解散され、海兵隊連絡分隊が任務と責任を引き継ぎました。予備兵で構成された第3、第4ANGLICOはそのまま残されました。

同盟国や多国籍軍の連絡調整としての重要さが再認識され、海兵隊は現役隊員で構成されたANGLICOを再発足させました。

2004年10月1日、第5ANGLICOが正式に発足し、ANGLICOの流れを大きく変え、統合軍の能力を増大させるための一石を投じました。9-11の同時多発テロ事件以降、ANGLICOはJFO(統合火器監視官)もチームに引き入れ、現代の戦場に対応できるようにしました。

「他の部隊が常に進化するように、第5ANGLICOも同盟国やパートナー諸国と共に情勢が変わる中で共に協力しあう。過去の支援した軍事作戦は対テロ世界戦争がありました。現在はインド・太平洋地域の同盟国やパートナー国と共に訓練し、将来的に重要になってくる沿岸部の作戦や、マルチドメイン認識、機動力、分散された海上での統合火器力の向上を行っています」マシュー・R・アシュトン中佐(第5ANGLICO司令官)は強調します。

ANGLICOの部隊はFACO(前線航空管制官)、JTAC(統合末端攻撃統制官)JFO(統合火力監察官)、火力支援隊員、そして無線通信士と航空・砲術・通信から特に優秀な海兵隊員達で構成されています。JTACとJFOたちはターゲットを確定しJASCOのコンセプトを近代化させた統合攻撃、火砲・艦砲射撃・近接航空支援を調整し、地上軍を支援します。

第5ANGLICOは最先端技術を常に採用し、部隊が今後も常に戦場で優勢である責任を果たします。部隊はJFO能力を併せ持つ、小型無人航空機システムのオペレーターを導入し地上や海上の目標補足としてキル・チェーンをさらに精錬させ、決定力を高めます。

小型無人航空機システムチームがRQ-20ピューマを運用し、監視と偵察を行いドローンのオペレーターたちは安全に障害物を避け、目標ターゲットの攻撃への時間短縮を可能とします。小型ドローンは今後センサー技術で更に目立たなくさせ、戦術データとリンクさせ、更なる進化が計画されています。これにより攻撃サイクルのスピードが速くなります。

第5ANGLICOはJASCOの伝統を引き継ぎ、最適姿勢で進化したスタンド・イン・フォース能力で二ヵ国訓練等を支援し、第一列島線内の同盟国やパートナー国を守ります。