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5月5日、海兵隊キャンプ・フォスターでMCIPACフォロワーデイ・ワークショップが開催されました。

Photo by Anri Itoh

ソーシャルメディア・フォロワーデイ

8 May 2025 | Anri Itoh Marine Corps Installations Pacific

5月5日、海兵隊普天間航空基地と海兵隊キャンプ・フォスターに海兵隊太平洋基地(MCIPAC)のソーシャルメディアのフォロワー14人が訪れた。このイベントは、海兵隊と地域コミュニティとの関係を強化する目的としたものである。普天間航空基地では、第1海兵航空団の射撃訓練ユニット責任者であるマルコム・ホール二等軍曹と主任教官のエンジェル・ガルサ三等軍曹の指導のもと、屋内模擬射撃訓(ISMT)装置を使用した実技体験が行われた。参加者は、レーザー照準装置付きの模擬拳銃やライフルを用いて、基本的な武器の安全な取り扱いを学んだ。射撃スキルが向上するにつれて、さまざまな仮想シナリオに基づいた訓練にも挑戦した。 

「新しい生徒に教えるのは新鮮で、皆さんとても飲み込みが早かったです」とホール二等軍曹は語った。 

参加者の高崎尚美さんは、「すごいいい体験です。難しい、重い。普通に重い荷物とか持ってさらにやっているのは、すごいなって思っている。筋肉とかついていないともたないと思いました」と話す。 

その後、基地のメスホール(海兵隊員専用の食堂)で昼食を取り、兵隊員たちと共に食事を楽しみながら、彼らの普段の生活を体験した。昼食後、参加者たちは海兵隊の基本訓練の一環として、クローズ・オーダー・ドリルという訓練を学んだ。このドリル体験は、元ドリル教官であり、MCIPAC広報企画運用部で機会均等コーディネーターを務めるスヴェン・ジョージ曹長が指導した。このような訓練を通じて、海兵隊員はチームワーク、規律、そして対応答性を育むことができる。 

「参加者の皆さんと関わることができ、大変光栄に思います。私は、日本文化と軍事についての理解を深める機会を非常に重要視しています。誤解を解消する貴重なチャンスになると考えています。今後もこのような有意義なつながりを築く機会を楽しみにしています」とジョージ曹長は述べた。 

「兵士がどういう訓練をしているのか、入口のようなものを体験できるからすごく貴重」とボギーてどこんさん。「普段基地の中でどういったことが行われているか全然見えてこないから。いわゆる海兵隊の透明性と言う点では、すごく良いのではないかと思う」 

見学の締めくくりとして、広報部作戦担当士官のグラント・ホール中尉とジョージ曹長による司令部の概要説明が行われた。MCIPACと第三海兵遠征軍(III MEF)の紹介が行われ、質疑応答の時間も設けられた。 

玉城豪さんは、「軍人の方が明るくて、フレンドリーで思ったより怖くない」と語る。 

このユニークな広報イベントは、参加者に海兵隊についての理解を深める機会となり、軍人と沖縄の地域社会との友好関係を一層強化するものとなった。 


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