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金武町嘉芸こども園の林昌志理事長(兼園長)が感謝状と園児たちからのプレゼントを海兵隊第7連隊第1大隊へ贈呈しました。

Photo by Aya Ichihashi

海兵隊第7連隊第1大隊へ感謝状贈呈

13 Jun 2023 | Aya Ichihashi U.S. Marine Corps Forces, Pacific

夏の風物詩、入道雲が空高く上がる6月8日の午後、UDP(部隊交代計画)で海兵隊キャンプ・ハンセンに駐留している海兵隊第7連隊第1大隊のオフィスを金武町嘉芸こども園の林昌志理事長(兼園長)が感謝状と園児たちからのプレゼントを持って来訪しました。
同隊はカリフォルニア州海兵隊29パームズ基地からUDPで展開している部隊で、沖縄に半年間駐留し、インド・太平洋の安全と平和維持のために日々任務や訓練を行う傍ら、精力的に地域ボランティアを行いました。

林園長が同部隊の司令官、ジョン・マイクスナー中佐に「嘉芸こども園において、非常に顕著なボランティア活動を行った」と感謝状を手渡しました。兵士たちは今年2月の同園の引っ越しの際、4日間かかる予定だった作業を1日で終わらせた偉業があります。「兵士たちが1人で10人並みにの働きをしてくれたんですよ。本当に助かりました」と園長が語りました。その他にも同園の美化作業を行ったり、園児たちと英語交流会を行い絆を深めました。林園長は「是非とも次の部隊のみなさんにも同園との交流を続けていって欲しい」と期待を表しました。

マイクスナー中佐は「私たちをゲストとして迎えてくださって心から感謝しています。少しでも金武町のコミュニティーに貢献できたことをとても嬉しく思う」と真摯に語りました。

「今後何か助けが必要だったら、真っ先に自分たちに声をかけてほしい」

同部隊はこの日は午前中に金武町の特別養護老人ホームを訪れ美化作業を行い、また恩納村のビーチクリーンアップも行い、朝から大忙しでした。数日後に迫る離任に向けて、最後の最後まで地域ボランティアに勤しみました。

同隊の海軍牧師のティモシー・サロモック大尉は「私たちに奉仕する機会を与えてくださりとても感謝している。また、兵士たちに沖縄の人たちと交流できる場を与えてくれた事についても感謝しています」とお礼を述べました。「沖縄がとても大好なので、今度は短いUDPではなく家族で赴任(3年間)してきたい」と笑顔の大尉。

キャンプ・ハンセン渉外官嘉陽貴幸氏は同部隊が赴任してきた今年1月からともに様々なボランティア活動や地域交流をサポートしてきました。同園とは毎月のように「英語で遊ぼう」プログラムや美化作業等で交流を行い、とても良い関係を築いてきました。

嘉陽氏が今後の意気込みを語りました。

「園長先生から素晴らしい感謝状を頂くことができ、離任する彼らに素晴らしいはなむけとなりました。後任の部隊にも引き続き地域に根ざした活動をしてもらえるよう、全力でサポートしていきます」


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