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UDPでノースカロライナ州海兵隊キャンプ・レジューンから半年間の任務で沖縄に駐屯していた海兵隊第2連隊第2大隊の隊員たちが770時間の地域貢献活動を行いました。

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770時間の地域貢献活動

9 Feb 2024 | Sgt. Jennifer Andrade 3rd Marine Division

どんなに訓練が立て込んでいても、第2連隊第2大隊(インド・太平洋地域では第3海兵師団隷下)は前衛展開先の沖縄のために地域貢献の時間をひねり出します。

2/2の海兵隊員や海軍兵たちは沖縄へ6ヵ月の展開中に770時間分もの地域貢献活動を行いました。それは従軍牧師ヘスース・ドミンゲズ大尉が隊員達に地域貢献の重要さを強く語った成果でもあります。

「他国からやってきた軍人として、私たちは地域に何か貢献しないといけません」とボランティアを行った隊員達が自分達より、地域コミュニティーのために何かしようとする思いについてドミンゲズ牧師が語りました。

17の地域貢献イベントに参加し、その中でも特筆すべきは国立療養所沖縄愛楽園のビーチ清掃活動を行い、600ポンド(約270キロ)近いごみを収集した事です。

火器チームリーダーのベンジャミン・アンドラシ3等軍曹が清掃活動はビーチを綺麗にしただけではなく、隊員達の結束も高めたと振り返ります。

「とんでもない量の漂着ゴミが綺麗なビーチに流れ着いていました。拾ったごみの中で一番大きかったのは巨大なブイで、半分砂に埋まっていて4人がかりでした」


隊員達はブイを砂からかき出し、力の限り持ち上げてゴミ回収の軽トラックまで運びました。アンドラシ3等軍曹はこの経験は一生忘れないだろうと語りました。

「ごみを拾い終わりきれいになったビーチを見て、自分たちが拾ったゴミの山を見ると、ああ、地域のためになにか1つ成し遂げられたと感じました」

海兵隊員達の地域ボランティアは肉体労働に限りません。隊員達は教育や地元金武町との良い関係を築くために地域のこども園を訪れ英語を教えたり、クリスマスの時期はプレゼントを持って児童養護施設等を訪れました。ジェフリー・サロス1等軍曹は自身も二児の父として、養護施設の訪問は胸を打たれたと語りました。
 

「プレゼントをあげた女の子に良い思い出を残せたと思います。彼女はきっと私の名前も知らないけれど、海兵隊員達が施設を訪れクリスマスギフトを渡したことはきっと大人になっても覚えててくれるはずです」

2/2は駐屯地であるノースカロライナ州キャンプ・レジューンに戻る準備中ですが、充実感で満たされています。彼らは自分たちの戦闘戦術能力も、地位貢献活動両方に達成感や自信を持っています。

ドミンゲズ牧師は今後沖縄に展開してくる部隊にも積極的に地域貢献活動を行うように促します。「地域コミュニティーが困っていることや、助けが必要なことを見つけていくのが大事だと思う。貢献が出来たら、きっととても充実した半年になるでしょう」

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Translated by Aya Ichihashi
MCIPAC Communication Strategy and Operations

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