CAMP FOSTER, Okinawa -- 海兵隊キャンプ・フォスター内にある米国防省教育部(DoDEA)クバサキ高校のJROTC(高校生に向けた予備役将校訓練課程)のカデッツ(士官の候補生たち)が去年基地内のショッピングセンターで、おもちゃの寄付を募り沢山のおもちゃをクリスマス前に地域コミュニティーの子供たちにプレゼントした「トイズ・フロム・カデッツ」プログラム。
2022年に始まり、去年のクリスマスで2回目を迎えました。
これまでに数千個のおもちゃが沖縄に住む海兵隊員や民間職員、その家族らの善意で基地内外で購入され寄付されました。
これはもともと、1947年に海兵隊予備役(リザーブ)が始めた「トイズ・フォー・トッツ」というクリスマス前のアメリカの風物詩を習ったもので、高校生のカデッツたちが自分たちも地域コミュニティーの子供たちのために何かしたいと始まりました。
2022年は隣接する北谷町に主に寄付をしましたが、2023年は八重瀬町、浦添市、宜野湾市、北谷町に金武町、うるま市、本部町と幅広く支援が出来ました。
宜野湾市母子寡婦福祉会のクリスマス会
北谷町の学童へクリスマスプレゼント
宜野湾市の「こどもの居場所」へプレゼントを寄贈
金武町福祉協議会へ寄贈
そのお礼に宜野湾市の児童たちが手紙を書いてくれ、本日宜野湾市の基地渉外課の方たちより届けられました。基地政策部基地渉外課の平良博康課長がカデッツたちに子供たちの代わってお礼を述べ、お礼の手紙を渡してくれました。
JROTCの教官であるクック最先任上級曹長(退役)は今年も「トイズ・フロム・カデッツ」をカデッツたちと協力し、地域コミュニティーの子供たちのために取り組むと抱負を語りました。