静岡県御殿場市 -- 米海兵隊基地キャンプ富士で行われたイベントで、子どもたちが色とりどりのイースターエッグを探して走り回っています。
キャンプ富士の海兵隊員らが地域の子どもたちやその家族を基地内に招いて、イースター(復活祭)を祝うためのイベントを4月21日の日曜日に催しました。
隊員たちはいろいろなアメリカの伝統的な遊びで子どもたちをもてなし、アメリカの文化を日本の子どもたちに紹介しました。
キャンプ富士の宗教スペシャリストのキラ二等兵曹は「イースターは日本ではまだ一般的ではありませんが、イースターののどかな日曜日、隊員たちが兵舎から外へ出て、地域の人たちと交わることができるイベントです」と述べていました。
基地内に招待された子どもたちは、エッグハント、エッグレース(卵をスプーンに乗せて運ぶ競技)、二人三脚などさまざまなゲームを楽しみました。
参加者の一人、米倉まり子さんは「息子は最初、隊員たちとの交流に緊張気味でしたが、しばらくすると隊員らが親切でやさしいことに気付いたようで、すぐに慣れていました」と話していました。
隊員らは1人ひとりが子どもたちのグループに割り当てられ、一日を通して付き添い、イースターを共有することが出来ました。
キラ二等兵曹は「このイベントで地元社会と海兵隊がより良い関係を築けることを願っています。彼らに私たちを信頼し、一緒にアメリカの文化を体験できることを知ってもらいたいです」と述べていました。
キャンプ富士は在日米軍に最も優れた訓練施設を提供し、合衆国と日本の関係を強化し、米軍が緊急事態に備えることを保証します。